闇に囚われた少女はアリス【学園アリス】 (ページ3)

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150話地獄を終わらせるページ3

これでこの学園の地獄を終わらすことができる。

決行は3日後。

それまでにやるべきことをやらないと。

まずは例の本を終わらせた。

明日は今井先輩に頼まれていたことを終わらせよう。

そして__________。

過去の清算を今。

この呪いを私が断ち切る。

今日。決行する。
息を飲み込む。
A「こちらA。

__________作戦コード145

_______________________開始。」

何気ない顔をしてまた教室へ向かった。

30分後、戦争が始まった。

終わりの戦争。

生徒はクラスで点呼が完了次第待機となっている。

警戒レベルS。

危力は全員召集がかかり本部へ集まった時に初めて聞いた言葉だ。

外からはいろんなものの破壊音が聞こえる。

聞き慣れた人が死ぬ音も聞こえる。

それは私にとっての伴奏だ。

それぞれがどこを守るか、相手をするのかが決まった。

私は迎撃と本部の守衛となった。

計画通りだ。

幹部らには本部へは近寄るなと伝えてある。

私は全員を見送った後本部内にガスをまいた。

正確に言えば睡眠ガスの成分が入ったアリスを吸わせ、眠らせた。

すぐに消えるため私には影響はない。

本部に結界を張り元凶の部屋へ向かう。

私を産み落とした、父親の元へ。