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56話 指名を受けて ページ7

司会者「では、Aさん!パートナーの指名をどうぞ!」

息をふっと吸ってある人の名前を呼ぶ。

A「それじゃあ…ナル!」

ナル「え、僕?」

困惑してるらしいが知らない。

司会者「それでは鳴海先生!指名を受けますか?!」

ナル「of course♡」

周り「「「ぉおおおお!」」」

階段を降りてナルの元へ向かう

ナル「僕と踊っていただけますか?」

ナルは膝をついて王子様のように手を差し出した。

その手をとって私は言った。

A「喜んで」


嗚呼、あたたかい。

ナルのエスコートで私たちは所定の場所へ行く。

曲が流れ始め各自踊り始めた。

もちろん、私たちも踊り始める。

ナル「まさか君が僕を指名するとはね」

A「貴方が一番最初に出てきたのよ。」

そんなたわいのない会話をしながら私たちは踊る。

気がついたら私たちの踊りは輪の中心でスポットライトが当たっており、周りからの視線を集めていた。

A「ねぇ、ちょっと目立ちすぎじゃない?」

ナル「僕達にはこれくらいじゃなきゃ似合わないさ」

このナルシストめ。

ナルのことは無視して周りを見渡すと指定の服ではない人がいた。

A「ナル、右見て。」

ナル「ん?…!初校長!一体なぜ…?」

彼奴(初校長)は仮面越しにこちらをみて微笑んでいた。

57話 _____だから。→←55話 とんでもないで賞



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作者名:さくらんぼもち | 作成日時:2018年11月13日 22時

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