74話 プレゼントの中身 ページ25
A「お待たせ〜。ん?みんななに探してるの?」
瑠衣「おかえりなさい☆今、ペルソナからの任務遂行中」
ペルソナからの任務?それでみんなが下で何か探してるの?
A「任務って?」
すると瑠衣は気まずそうに問いかけてきた。
瑠衣「その…Aには言いづらいんだけど…聞く?」
確認を取るあたり棗とかに関係するのか?
A「うん。」
瑠衣「棗の監視よ。あまりにも最近の行動が目に余るからってね。」
最近の行動か…。
言われてみればそうだ。
全て
A「ふーん。あ、これケーキ。颯の分はこれ。」
颯「なんか俺やけにまずそうじゃね?」
瑠衣「自業自得ね。」
八雲「だな…」
颯「おめーら!!!」
ここは本当にアットホームね。
A「ふふっ」
自然と笑みがこぼれた。
八雲「やっと笑った…」
?
A「え?」
瑠衣「私らずっと心配してたのよ☆Aが全然笑わないから。」
!心配させたのか。
A「ごめんね。でも私はこの通り元気だから大丈夫よ。」
颯「ならいいけどよ。」
A「それより!みんなプレゼントなに持ってきた?」
私が聞きたかったことはこれだ。
このクリスマスパーティーのメインイベント。“プレゼント交換会”。
颯「俺は“美少女戦隊☆ファイブカラー!”の“クール☆ブルースカイフィギュア”だ!」
瑠衣「ハズレね。」
八雲「ハズレだな。」
颯「そう言う瑠衣はどうなんだよ?」
瑠衣「決まってるじゃない☆私は“赤ちゃん肌は時代遅れ!今は美容のアリス職人が作った超☆もっちもっちお肌ケアパック”よ!」
颯「うぅわっ。お前こそハズレじゃねぇか。」
八雲「うん、うん。」
瑠衣「なによ!そう言う八雲はどうなのよ」
八雲「俺は“アリ観察キット”。」
瑠衣「あんたも大したことないじゃない。私の方がマシね☆」
颯「あ?俺の方がマシだろ!」
八雲「いや、お前らより俺の方が。」
八雲「Aは?なににしたの?」
66人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さくらんぼもち | 作成日時:2018年11月13日 22時