68話 最後のテスト ページ19
蜜柑「次のテストなんやーもううち疲れたわー」
委員長「つ、次は社会だよ!でも蜜柑ちゃん、これでテスト終わりだよ!」
社会……ってことはテスト監督は槙原先生だったな。
キーンコーンカーンコーン
?「このテストは槙原先生が諸事情の為私、芹生 零がテスト監督代理です。」
!なんで、あいつがここに……
生徒「代理ならカンニングしてもバレないんじゃないか?」
生徒「でも、あの制御装置の数やばくない?よほどすごいアリスなんだよ。」
だめ…
芹生「では、テスト始め!」
このままじゃだめ…!
?この紙、何か書いてある…
[ 毛色の違う猫とつるめばいずれ破滅するぞ]
!ペルソナの文字…。
毛色の違う猫って……
蜜柑?
まずい…でも気にしないふりしないと…
キーンコーンカーンコーン
なんとかとき切った…これでテストは終わりだから、問い詰めに行こう。
ダッシュで教室を出て、ペルソナの後を追いかける。
?後ろから足音…
振り返ると棗がこちらに向かって走ってきていた。
A「棗!まさか…」
棗「ああ。俺もお前と同じ目的だ。」
そのまま走り続けて森に差し掛かったところでわざと声をかけた。
A「ペルソナ!」
ペルソナ「ふっなんだ、棗。お前もいたのか。」
棗「お前、何しにきた」
ペルソナ「最近校長が毛色の違う子猫とお前らがつるみ始めたからの行動が目に余るそうだ。俺はただそれを伝えにきただけだ。」
棗「!てめえ…!」
A「棗。落ち着いて、今ここで暴れたら罰則確定よ。」
さっと手を出し制する。
この様子だと棗の紙には書いてなかったようだな。
棗「そんなの知ったこっちゃねぇ。今ここでぶちのめさないと……」
制御が効いてない。このままでは本当に罰則確定。強硬手段か…。
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作者名:さくらんぼもち | 作成日時:2018年11月13日 22時