＃１４２ ページ42
悟side
非術師から異常な呪力放出が確認される場合、それは術師…又は呪霊が何らかの影響を及ぼしている可能性が極めて高い
故意に呪物を受肉させられる、或いは意図的に呪霊を取り付かせて操る
正道｢運転手は連絡を受け駆け付けた時には既に手の施しようは無く、今は安置所に
それから…近辺を捜索した所、事故現場から見つかった残穢の持ち主と思わしき呪霊の痕跡が…ある場所を最後に忽然と消えていたらしい
まるで、何者かに取り込まれ…消えてしまったように｣
傑｢…！？｣
正道｢以前も報告を受けていた通り、護衛対象者の命を狙っているのは傑と同じく呪霊を扱える人間かもしれん
未だ解析しきれていない、残穢の皆無についても…今回も同じ現象が起きている…
護衛対象者の命を奪おうとした呪霊を、謎の男が抹消した…
俄に信じ難い事だが、何か意図があって呪霊を始末したのかもしれない｣
Aの命を狙ってる奴は複数いて…その内の一派が、別の一派にやられたって事か？
どちらにせよ、何奴も此奴もAに危害を加えようとしてるって事に変わりはねぇ…
なのに…
悟｢…っ｣
何で俺は、一瞬でもあいつを独りにしたんだ…っ
傑｢ー〜…っ…悟！お前は一体何をしてたんだよ！｣ｶﾞﾊﾞｯ
悟｢…っ｣
傑｢どうしてAを一人にした！？俺が君達の元へ戻るまで、何故 一秒でも彼女から目を離したりしたんだ！？｣
正道｢傑！落ち着け！｣ﾊﾞｯ
俺の胸ぐらに掴みかかる傑の勢いに負けて体が前後に揺さぶられる
己の無力さに打ちのめされて、向き合わなくちゃいけない現実が 無情にも後頭部をぶん殴るみたいに叩きつけられて…
言い返す事も、掴み返す事も出来ねぇ…
傑｢俺は理由があって席を外したんだ……っ…それに彼女の傍には悟が居るからと思って
悟なら死んでも彼女を守ると、信頼してたからこそ…！
なのに…俺の
君を信頼した俺が間違っていたのか！？何とか言ったらどうなんだ！！｣
悟｢…っ｣ｸｯ
正道｢傑！落ち着けと言っているだろう！｣ｸﾞｲｯ！
傑｢ﾊｧ…ｯ…ﾊｧｯ｣
俺から引き剥がされた傑が、依然 鋭い剣幕で俺を睨み付ける
昔、傑に言葉遣いを指摘された事があった…
一人称は"私"か、最低でも"僕"
傑はいつも腹立つくらい冷静ぶって、ムカつくくらい大人ぶる
そんな傑が、自分を"俺"と呼ぶ程 怒りを顕にするなんて
硝子｢…｣ｶﾞﾁｬ
傑｢…！硝子、Aは…っ｣
硝子｢そう慌てんな｣
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P(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます。以前もお伝えした通り、粗方のシナリオはあるので…順を追ってという形になります( .. )ストーリーとしては、まだ直ぐには落ち着かない予定です。また更新頻度についても、空いた時間に…という感じなので、申し訳ありません💦 (2022年2月28日 23時) (
レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - Pさん、早く五条悟と夢主ちゃんは結ばれるのですのか？ (2022年2月28日 18時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：P | 作成日時：2022年2月26日 23時
