＃１２２ ページ22
冥冥side
A｢お二人もご存知なんでしょうか？悟さんのご婚約者の事｣
突然 飛んできたその質問
…五条くんの婚約者とは、興味深い話だね
呪術界 御三家の次期当主の男の婚約者なんて、一度は耳に入っても良さそうなワードだけれど…生憎 今までそんな話題、聞いた事も無い
歌姫｢五条の婚約者なんて聞いた事ないわね…って言うか、それって五条家が勝手に結んだ縁談とか？
それなら五条本人は気にもとめてないかもよ？あいつ、かなり実家の事嫌ってるし…
いざ婚姻って時が来ても、あいつが大人しく家の決めた事に従うとは思えないわ｣
確かに歌姫の言う通り…五条家の事だ、当主が その婚約を持ち出したのなら
五条くん本人の意志など関係無く、ただ五条家の為の婚約である可能性が高い
あの五条くんが、黙ってそれに従うとは私も思えないな
A｢それが…家が決めた
冥冥｢…それは、どういう事かな？｣
彼女の含みのある言い方が気になり尋ねてみると…
A｢悟さんは…お相手の事を心から大切に想っていらっしゃるようですから｣
歌姫｢げぇ…っ｣ｷﾞｮｯ
冥冥｢ほう…？｣
A｢う…歌姫さん…その反応は一体…っ｣
歌姫｢いや、だって五条が誰かに想いを寄せるとか…想像付かないって言うか…
あいつ本当に可愛げ無い態度ばっか取ってくるし、あの通り糞が付く程の生意気じゃない！
私の方が先輩なのに敬うって言葉知らないんじゃないのってくらい馬鹿にしてくるし…！｣ｸﾜｯ
A｢そ…っ……ゔ……援護出来ませんね…｣
歌姫｢でしょ〜！？そんな五条が家の決めた婚約者をすんなり受け入れて、寧ろほの字になるなんて…想像しただけで…｣
心底 怪訝そうな表情を浮かべて感情を表す歌姫の様子を笑いながらも、私も今聞いた話にそれなりに驚いた
五条くんが想いを寄せる相手が家の決めた婚約者か
その事実が伏せられていたのには、何か重要な裏があるのだろうが…
それよりも…
A｢私にも婚約者が居りますが、家の事情でお相手の方とお会いした事は一度も無いんです
けど、当主が決めた婚約者を持つ同じ立場の悟さんが
本当に大切そうにお相手の事を話されてて…どんな方なのかと気になって
…あんな風に婚約者に想ってもらえる その方が羨ましいです｣
そう話す彼女は、言葉以上の想いを抱えているようで…思わず
冥冥｢それは…婚約者に では無く、五条くんに…じゃないのかな？｣
A｢え…っ｣
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P(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます。以前もお伝えした通り、粗方のシナリオはあるので…順を追ってという形になります( .. )ストーリーとしては、まだ直ぐには落ち着かない予定です。また更新頻度についても、空いた時間に…という感じなので、申し訳ありません💦 (2022年2月28日 23時) (
レス) id: 97219a3715 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - Pさん、早く五条悟と夢主ちゃんは結ばれるのですのか？ (2022年2月28日 18時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：P | 作成日時：2022年2月26日 23時
