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リクオがピシャリと声をあげて異議を唱えた
「Aちゃんは前世はじいちゃんの奥さんだったかもしれない。
でも今は桜夜 Aっていう現代を生きる人なの！」
「その言い方じゃリクオ。
俺らが現代を生きてない化石みたいな言い方なんだが」
「似たようなもんでしょ」
「全然似てねぇからな？」
なんとも言えない息子と孫の会話にふふっ、と笑ってしまうがどうやら彼らにはバレていない
「で？それがなんだってんじゃ？」
「それがなんだ…だって？じいちゃん馬鹿なの！？」
「はぁ！！？」
「Aちゃんには今まで一人暮らししてきたのなら多分近所づきあいとか今まであっただろうし、何より学校もあるの！
いきなり家をずっと開けてたら近所の人たちは何かあったんじゃないかって思うだろうし学校行くとなれば僕と同じ場所から行くことになる！
バレたら面倒なことが山のようにできるんだよ？」
「リクオの言う通りだ。
流石リクオ、現代を生きる子だ。化石とは違う」
「A半笑いで言うな」
しかし、リクオの言うことは最もである
私の住む場所は近所と接することが多い
さらに私は親が海外に行ってることもあり、周りの心優しい人達は何かと私を心配してご飯を待ってきてくれたりするのだ
だから突然家を空け続けてしまうと誘拐にでもあったのか！？と勘違いでもおこし警察に通報されかねないのである
「ぬらりひょん」
「なんじゃ」
「悪いが、私がここにずっと住むのは今すぐには不可能だ」
「何故じゃ」
ムッとしているぬらりひょんに私は困ったように小さくため息をこぼす
「いろいろと制限があるのだ、未成年というのは。
だからここに住めない代わりに、それなりの頻度で私がここへ泊まりに来れば良いだろう。
それであれば近所へのごまかしも色々と可能だ」
「………むぅ」
「500過ぎのジジイがそんな顔をしても微塵も可愛くないぞ。
止めておけ、気持ち悪いだけだ」
「本当にお前はワシへの当たりが強いのう！？」
それからぬらりひょんはウンウン唸って頭をぐるぐる回して、大きなため息を吐いた
「………仕方ないのう。ったく、未成年ってのは面倒じゃ」
「仕方あるまい」
「まぁお前がこっちに来れん時はワシがそっちに行けばええか」
なら初めからそうしろよ。とついリクオはツッコミそうになった
「なら初めから貴様が来ればいいだろうが」
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江(プロフ) - 紅葉さん» こちらこそありがとうございます！待ち望んでいただいてるようで嬉しいです。更新頑張ります！ (2020年11月12日 18時) (
レス) id: 088474bcfb (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - MAREさん» ありがとうございます！頑張りますね！ (2020年11月12日 18時) (レス) id: 088474bcfb (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 更新ありがとうございます！早く遠野編や京都編なども読んでみたいです。これからも更新頑張ってください！ (2020年11月6日 20時) (レス) id: 105efbdf0c (このIDを非表示/違反報告)
MARE(プロフ) - 更新まってましたー！更新ありがとうございます(o^-^)これからもゆっくり頑張って下さい！応援してます〜！ (2020年11月6日 18時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - あいねこさん» いえ、一応まだ更新はします。ただ単に今亀更新なだけです、すみません汗 ですが、サイトへの移行が終わればどうするかわかりません。でも現在としてはまだ更新いたします。 (2020年10月29日 21時) (レス) id: 088474bcfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年5月21日 15時
