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「今ので何となく察したわ。はぁぁ……
親父よぉ、おふくろが大好きなのはわかるぜ？
でもまだ中学生なんだ、何度も言うようだがあと数年我慢しろって」
「ワシも何回か言ったがコイツの体はほぼ出来上がっとるだろうが！」
「いやだから、おふくろだしまだ成長するだろ」
「…確かに。いや、わかってはいるんじゃ」
「誰かナタか何かないか？こう、首を切り落とせるような」
「奥方様大変危のうございますのでやめてください」
鴉天狗の言う危ないはAが怪我をしてしまう、という意味なのか初代と二代目が確実に仕留められてしまう、の意味なのか
その謎はわからないままだが、Aは出されたお茶をすする
すると、こんな場所に元気な声が響いた
「おはようじいちゃん、父さん！Aちゃん！
それにみんなもおはよう」
「おお、おはようリクオ」
「おはようさん、リクオ」
「おはようリクオ」
三者三様に挨拶を返し、下僕たちも元気に挨拶を返す
「…………………」
「リクオ？どうした、変な顔して」
「いや…なんか、朝起きて広間きたらAちゃんがいるっていうのがなんか不思議な感じがしてさ」
結局リクオは今までと変わらない呼び方で通すようで、Aはそれを特に気にした様子もなくただ受け入れた
「まぁ初めは慣れんかもしれが数日もすれば慣れるじゃろ」
「親父の容姿もな」
「やかましい」
「…数日だと？その言い方だとまるで私がこのままここで食住を共にするようだな」
「？その通りじゃろ」
「おふくろどうした？」
「……………ん？」
私たち3人はお互いの顔を見合って頭の中でよくわからなくなった事柄を整理していく
「………え？おふくろもしかして今住むところに帰るつもりだったのか？？」
「当たり前だろう？家は人が住まねば駄目になってしまう。
両親は海外にいるのだ、私が住まずに誰が住むと？」
「いやワシャお前を帰すつもりは微塵もねぇぞ」
「ぬらりひょん、お前なにをさも当然のように言っている？」
「当然も何も、お前の家はここじゃろう」
「そうではない。
ここに私が住めば今住む私の家ばどうする気だと言っているのだ」
「たまに掃除でもしに行けばいいじゃろ」
まるで空き家扱いだ
空き家ではなくちゃんと住んでいる家だというのにぬらりひょんはいけしゃあしゃあと言いのけてくる
はぁ……頭が痛くなくなる
「じいちゃん、そういう問題じゃないよ！」
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江(プロフ) - 紅葉さん» こちらこそありがとうございます！待ち望んでいただいてるようで嬉しいです。更新頑張ります！ (2020年11月12日 18時) (
レス) id: 088474bcfb (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - MAREさん» ありがとうございます！頑張りますね！ (2020年11月12日 18時) (レス) id: 088474bcfb (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 更新ありがとうございます！早く遠野編や京都編なども読んでみたいです。これからも更新頑張ってください！ (2020年11月6日 20時) (レス) id: 105efbdf0c (このIDを非表示/違反報告)
MARE(プロフ) - 更新まってましたー！更新ありがとうございます(o^-^)これからもゆっくり頑張って下さい！応援してます〜！ (2020年11月6日 18時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - あいねこさん» いえ、一応まだ更新はします。ただ単に今亀更新なだけです、すみません汗 ですが、サイトへの移行が終わればどうするかわかりません。でも現在としてはまだ更新いたします。 (2020年10月29日 21時) (レス) id: 088474bcfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年5月21日 15時
