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私は鯉伴の頭に口付けを落とすと、回していた腕を解いた
それを見たぬらりひょんはさぁ来い！と言わんばかりに腕を広げる
そうもされると行きたくなくなるというものだ
「どれ、今度は牛鬼でも抱きしめてやろうか」
「牛鬼、破門じゃ」
「お二人共やめてください。お願い致します」
「キャハハハ！
相変わらずおぬしは二人に巻き込まれとるの！」
「なぜ私を巻き込むのですか、本当に」
400年前からずっとそう
「ぬらりひょん、お前はいい加減少し心を広く持て。
息子にまで妬くなどみっともないぞ」
「妬かしとる本人が何を言う」
「…………」
Aは面倒だと言いたげに小さくため息を着くとぬらりひょんに近づき一瞬触れ合うだけの口付けをし、ぽかんとするぬらりひょんを見上げた
そして優しい笑みを浮かべて言う
「許せぬらりひょん。
お前との子だからな、愛おしくてならんのだ」
「…………………………………」
鯉伴、牛鬼、狒々は思った
(((あ、堕ちた)))
ぬらりひょんはそんなAに色んなものが込み上げてきてたまらず天を仰ぎ目元を手で覆った
「…………A」
「なんだ」
「お前初潮は来とるんか」
「は？？………それはもう来ているが、なんだ？」
「二人目どうじゃ」
「黙れケダモノ」
内面はまぁ良しとしてまだこの体は12の子供
なんてことさせようとしておるのだこやつ
「親父それはねーわ」
「もう少しA様が歳を重ねるのを待つのがよろしいでしょう、流石に」
「わしも今のはいかんと思うぞ」
息子と下僕にも咎められた
「あ゛━━━━━！！クッソ！
発育はええのになんだって歳はまだ子供なんじゃ！！」
「前より煩悩の塊になっておらんか、貴様」
「数百年ぶりの妻じゃぞ！？抱きたいに決まっとるわ！」
「鯉伴、コイツを後で首無あたりに頼んで締め上げておいてくれ」
「わかった」
「わしも手伝うぞ鯉の坊。面白そうじゃ」
「頼むわ」
数百年経とうと煩悩の塊であることだけは変わらないのかと私はなんとも言えぬ気分になった
「とりあえず、私は食事でもとるとするか」
(何時になったらワシはAを抱けるって！？身体はもう大人じゃろ！！)
(せめて人間の女性が結婚できる年齢である16までは待つべきかと)
(あと4年！？4年も待てと！？……うん、無理じゃ)
(おふくろマジで身の危険感じたら本気で逃げろよ)
(そうさせてもらおう)
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江(プロフ) - 紅葉さん» こちらこそありがとうございます！待ち望んでいただいてるようで嬉しいです。更新頑張ります！ (2020年11月12日 18時) (
レス) id: 088474bcfb (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - MAREさん» ありがとうございます！頑張りますね！ (2020年11月12日 18時) (レス) id: 088474bcfb (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 更新ありがとうございます！早く遠野編や京都編なども読んでみたいです。これからも更新頑張ってください！ (2020年11月6日 20時) (レス) id: 105efbdf0c (このIDを非表示/違反報告)
MARE(プロフ) - 更新まってましたー！更新ありがとうございます(o^-^)これからもゆっくり頑張って下さい！応援してます〜！ (2020年11月6日 18時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - あいねこさん» いえ、一応まだ更新はします。ただ単に今亀更新なだけです、すみません汗 ですが、サイトへの移行が終わればどうするかわかりません。でも現在としてはまだ更新いたします。 (2020年10月29日 21時) (レス) id: 088474bcfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年5月21日 15時
