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「お、お母様を知っているの！？」
「そりゃそうだろう。
雪麗はぬらりひょんに着いてきた妖怪だ。
私が生きていた頃はあれやこれやと文句垂れつつも世話を焼いてきたものだ」
本当、雪麗が居たから嫁いで来てもあまり本家での暮らしを苦に感じなかったと言っても過言ではない
文句を言いつつも世話を焼くのは今で言うツンデレ、というやつだろう
愛らしかったな、あの雪麗は
というか、さっきから雪麗の名は何度か出していたんだがなぜ気づかんかったのかは分からんが、まぁ大方私への衝撃でフリーズしていたと見るべきだろう
「A！！！」
「？うっ！」
ぬらりひょんに名を呼ばれたと振り返るとほぼ同時に腹へ回るぬらりひょんの腕
そしてぎゅうっと力を込められてたまらず呻き声が出た
「ハッハ！
ワシからAを離そうたぁそうはいかグハッ！！」
「私はリクオと話をすると言ったろうがこのたわけ！！」
「いﾞっ〜！！！！！」
腹に顔をうずくめるように飛び込んできたぬらりひょんの脳天に強めの覇気付き肘打ちを脳天に落とす
「キャハハハ！大将今のは痛かろう！
奥方、今のは結構強い覇気じゃろう？」
「よく分かったな狒々」
「覇気に関しちゃわしは大将より知ってるからのう！
また覇気使って遊ぼうぜ奥方」
「貴様も変わらず戦闘狂だな…」
脳天を抑えて悶絶するぬらりひょんを狒々は襟を掴んで引き摺って元の場所へ戻してゆく
一応総大将だんだがな、そやつ
「すまんな、話が逸れた」
「………………………」
「まぁ、その、なんだ。
私はお前の同級生でもあるが、祖母でもあるのだ。
違和感しかなかろうが」
「そう、か…なんか…その…
まだ受け入れきれてねぇが理解はしたよ。Aちゃん」
「理解してくれただけでも良い」
私は困った様子の孫の頭を撫でた
「あ、あの、奥方、様…」
「ん？ああ、首無。
そなた鯉伴から聞いていたそうだな。
あやつの力になってくれてるようで、感謝するぞ」
「っ」
…？首無が真っ赤になったが…なんだ？
「く〜び〜な〜し〜？」
「！り、鯉伴様！？」
「顔赤いぜ？お前」
ニタニタと近寄って来た鯉伴に首無はギョッとしている
「そ、そのような事はっ」
「いやいいんだって。おふくろ相手なら仕方ない。
それにお前もおふくろに会ったことあるっつってももう高齢になった頃のおふくろだろ？
若い頃はないんだしな」
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江(プロフ) - 紅葉さん» こちらこそありがとうございます！待ち望んでいただいてるようで嬉しいです。更新頑張ります！ (2020年11月12日 18時) (
レス) id: 088474bcfb (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - MAREさん» ありがとうございます！頑張りますね！ (2020年11月12日 18時) (レス) id: 088474bcfb (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 更新ありがとうございます！早く遠野編や京都編なども読んでみたいです。これからも更新頑張ってください！ (2020年11月6日 20時) (レス) id: 105efbdf0c (このIDを非表示/違反報告)
MARE(プロフ) - 更新まってましたー！更新ありがとうございます(o^-^)これからもゆっくり頑張って下さい！応援してます〜！ (2020年11月6日 18時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - あいねこさん» いえ、一応まだ更新はします。ただ単に今亀更新なだけです、すみません汗 ですが、サイトへの移行が終わればどうするかわかりません。でも現在としてはまだ更新いたします。 (2020年10月29日 21時) (レス) id: 088474bcfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年5月21日 15時
