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「この女はA。ワシの
「「「「「はぁぁぁぁあああああ！！？！！？」」」」」
劈くような妖怪たちの叫びが本家に響き渡った
「総大将！どういうことですか！？」
「ご、後妻を、め、娶るということか！？」
「ああ！？ワシの妻は今も昔もこいつだけに決まっとる！！」
生前の私を知らぬ妖怪たちはそんなことを言い出す
まぁ私の存在など古い奴らしか知らんからな
「総大将、ちゃんと説明せねば分からないと思いますぞ」
「ん？…やっぱりダメかの？」
「駄目でしょうな」
近くにたまたまいた牛鬼がそう進言するとぬらりひょんは面倒くさそうに頭をガシガシかいた
「Aの前世はワシの妻だったA姫じゃ！
詳しい話はワシも本人もわからんが何故か転生したんじゃ。
しかも記憶を持ったままのう」
ザワザワザワと広間は宴とはいささか違う方向へさらに騒がしくなってゆく
すると牛鬼が私たちの前に座り、畳に手を着いた
「A様。この度は…誠に、お帰りなさいませ。
長らく、お待ちしておりました」
「………」
そして牛鬼はゆっくりと頭を下げ、数秒そのままにした後顔を上げた
「奥方！待っておったぞアンタが帰ってくるのを！
やっとここに帰ってきよったのう！！」
今度は狒々が牛鬼の隣に座り、ほれ酌をしてやろう！と楽しそうに徳利を向けてくる
それに私は思わず笑った
「お、奥方様…なのです、か？本当に…本当に…」
「ああ。
私はぬらりひょんの妻であった者で間違いはな────
？？？ぬらりひょん、なんだ？この小さな鳥は」
「鴉天狗じゃ」
「…？？？？？鴉天狗はもっと大きかったろう？
ぬらりひょんくらいの身長だったはず」
「この約400年で年々縮んだんじゃ」
「！？」
ぬらりひょんから勢いよく私は鴉天狗に顔を向けた
鴉天狗はダバァァァと大量の涙を流しているが今はそれに気をかけるよりも私は鴉天狗の身長について議論したい
「おおおっっ
お帰りなさいませ奥方様ぁぁぁぁ！！！！！」
「…この騒がしさは確かに鴉天狗だ」
「じゃろう」
「な、なんでっ、お、奥方！あんた死んだんだよな！？」
「む。おお一ッ目。久しいな」
「転生！？ふざけてんのか！？」
「ふざけてなどおらぬわ。
貴様見ぬ間に小物臭がするようになったな。どうした？」
奴良組の大幹部に対してこの態度
通常なら厳しく注意されたり、本人に叩かれても不思議はない
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江(プロフ) - 紅葉さん» こちらこそありがとうございます！待ち望んでいただいてるようで嬉しいです。更新頑張ります！ (2020年11月12日 18時) (
レス) id: 088474bcfb (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - MAREさん» ありがとうございます！頑張りますね！ (2020年11月12日 18時) (レス) id: 088474bcfb (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 更新ありがとうございます！早く遠野編や京都編なども読んでみたいです。これからも更新頑張ってください！ (2020年11月6日 20時) (レス) id: 105efbdf0c (このIDを非表示/違反報告)
MARE(プロフ) - 更新まってましたー！更新ありがとうございます(o^-^)これからもゆっくり頑張って下さい！応援してます〜！ (2020年11月6日 18時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - あいねこさん» いえ、一応まだ更新はします。ただ単に今亀更新なだけです、すみません汗 ですが、サイトへの移行が終わればどうするかわかりません。でも現在としてはまだ更新いたします。 (2020年10月29日 21時) (レス) id: 088474bcfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年5月21日 15時
