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万 「はい！どら焼き」
『え、あ、ありがとう。』
袋を雑に開けて嬉しそうに頬張る佐野くん
あの時と別人みたいだな…
万「俺Aちゃんが気に入った！」
『えっ？』
万「正直彼女とかはいらねぇんだけど普通にAちゃんと友達になりたい！」
今まで上がってた熱が急にストンと落ちた
勝手に振られた気分になり目を落とす
彼氏を作れない私にとってはこれが良いのかもしれない
『…うん。友達になろ！』
ルナ 「あ、お姉ちゃんずるい！ルナも！」
『じゃあ半分こずつしよっか！ここおいで！』
三「桜山さんわりぃな」
『ううん、小さい子好きだから』
ルナマナちゃんを膝に乗せ3人でどら焼きを食べた
三ツ谷くんは台所に向かい
手前の小さな机にドラケンさんと佐野くんは集まった
堅「いい嫁さんになりそうだな」
三「学校だと誰とも口聞かねぇから驚いたよ」
堅「で、マイキーは上手く話せたのか？」
万「うん！彼女いらねぇから友達になろって言えた！」
三「彼女いらねぇは余計だろ…笑」
堅「Aちゃん落ち込んでね？」
万「だって俺、異性として見てねぇし！でも何となくほっとけない。」
三「じゃあまた学校連れ去りくれば？笑」
堅「三ツ谷簡単に言うと毎日来られるぞー」
携帯を見ると18時28分。
やばい帰らなきゃ！
『私そろそろ帰るね』
万「じゃ送ってくよ！」
『だめ！！駅まですぐだよね？』
三「…歩いて5分もかかんねぇけど1人で平気か？」
『うん！』
ルナ「お姉ちゃんまた来る？」
『来るよ！また一緒に遊んでね！お邪魔しました！』
三ツ谷くんの家を出て必死に走った
18時40分
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙ
『駅ついたから迎えきて』
竜「今行く。」
バレないかな…匂いとか平気かな…
竜「お待たせ。こんな時間まで何してた？」
『来週からテストだから勉強。』
竜「そっか。兄ちゃんたち今日は会議で夜あけるから。」
『わかった。』
月に何度か夜遅くまでお兄ちゃんたちがいない日がある。
『ただいま〜。』
蘭「おかえり。なんかいい事でもあったか？」
『え、なんで。普通に学校行ってきただけだよ。』
蘭「ニヤニヤしてるよ？」
『してないから。』
早足で部屋に戻る
竜「仕方ねぇだろ高二で男作んなとかキツすぎね？」
蘭「ぁ…？文句？」
竜「言ってねぇよただ…」
蘭「ずっとあいつのためだけに必死だったの忘れんなよ」
竜「わかってるよ」
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えむし(プロフ) - 紅葉さん» こんな長さ読んで下さりありがとうございます(TT)蘭兄だいぶ好き勝手させてしまいました。。笑 (2022年5月8日 17時) (
レス) id: 76c27aff1c (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 見たらすごく話数多くてびっくりした、、蘭www(暴走やめいいや) (2022年4月21日 16時) (レス) @page21 id: be2034ffb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えむし | 作成日時：2021年8月14日 14時
