25 ページ27
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
車椅子生活になってから初めての学校
移動に時間がかかるけどクラスのみんなが助けてくれた
トモカ「やっと金曜日だー！A！お疲れ様！」
『トモカ色々ありがとう。。本当に助かるよ。。あ、車乗ってく？』
ト「えー！いいの！久しぶりにお兄さんに会えるー！」
校門には背の高い蘭兄が車に寄りかかって立っている
蘭「おかえり。」
『ただいまー。トモカも一緒にいい？』
蘭「ああ。久しぶりだな〜トモカちゃん。」
「お久しぶりです！車新しくしたんですね！」
『車椅子のまま乗れるんだよ！』
「うぉ〜流石だね！」
蘭「トモカちゃんお見舞い来てくれたり学校だって迷惑かけてるだろうにちゃんとお礼できてなくて悪いね。今日良かったらこのままうちでご飯食べてくかい？」
『急に大丈夫？お母さん心配しない？』
「逆にいいんですか！！うん！連絡する！」
何だかんだ長男の責任感の強さはあるみたい笑
『ただいまー。』
ト「お邪魔します！」
竜「おートモカちゃんいらっしゃい。」
蘭「トモカちゃんも飯食ってくから準備よろしく」
竜「はいよ」
春「お嬢おかえり！友達？」
『はるち顔色悪いよ？なんかゾンビみたい。』
春「えへへー。今楽しいのー。」
蘭「トモカちゃん気にしないでゆっくりしてね♡」
ソファに寝転がるはるちを蹴落とし笑う蘭兄
気にするだろ！って言いたいとこだが私も慣れっこのためそのまま無視してこっちこっちーと車椅子を横に止めソファに招いた。
ト「そういえはマイキーにデートのこと話したの？」
『実はまだなんだよねー。』
春「えー？なんで？早く行きなよ！」
女子高生と同じテンションで話に入ってくるはるちにトモカは動揺もせず打ち解ける
『私デートとかよくわかんないし…着ていく服もヘアアレンジ？とかも何も知らないから…。』
ト「あんたさ？自分が学校全体でも美人って有名なの知ってるでしょ？何着たって坊主だって褒められるよ！」
春「あははは、トモカちゃん最高〜っ笑」
『え、私そんなこと言われてるの？』
蘭「何の話ー？」
ト「あ！蘭さん！Aったらデートの服とか髪型に悩んで誘えないんですって！助けてあげてくださいよ！」
竜「兄ちゃんが協力するかよ笑」
台所にたつ竜兄が笑うと蘭兄はトモカと数ミリのところに顔を近づける
蘭「協力？もちろんするよ。可愛い妹のためなら。」
ト「…蘭さん…？」
あの不気味な笑顔は絶対何か企んでるじゃん！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 224人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
えむし(プロフ) - 紅葉さん» こんな長さ読んで下さりありがとうございます(TT)蘭兄だいぶ好き勝手させてしまいました。。笑 (2022年5月8日 17時) (
レス) id: 76c27aff1c (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 見たらすごく話数多くてびっくりした、、蘭www(暴走やめいいや) (2022年4月21日 16時) (レス) @page21 id: be2034ffb7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：えむし | 作成日時：2021年8月14日 14時
