�� ページ3
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『あ、ありがとう…ございます…。』
男「立てるか？お前強いな！」
ト「すごかったです！！頭の上まで足あがってた！」
男「ﾌﾌﾝｯ 俺の得意技っ！この道危ないこと知らないの？女子だけで通っちゃだめだよ？」
『そうだったんですね、気をつけます。』
軽くお辞儀をしてトモカの手を引く
早く逃げなきゃお兄ちゃんたちに男子と話してるとこ見られたら怒られる…
男「俺！！佐野万次郎！マイキーって呼んで！」
ト「マイキーくん！ありがとう！」
『…トモカ早く行くよ』
早足でその場から離れてカフェに入った
ト「マイキーくんかっこよかったよね！」
『…別に。』
ト「Aちょっとドキドキしたでしょ？」
『そんなわけないじゃん！男とか興味無いし。』
ト「嘘だ！顔に書いてある！もう高2なんだしお兄ちゃんたちだって彼氏ぐらい許してくれるよ〜〜。」
『うちのお兄たちを知らないから言えるんだよ。』
ト「まぁそうだよね。小さい頃からお兄ちゃんたちだけで育ててくれたんだもんね。簡単には手放さないか！」
『そうだね笑』
トモカにはお兄ちゃんたちの恐ろしさを話せるわけもなく笑ってその場を過ごした
『そろそろ帰らなきゃ。。トモカも乗ってく？家まで送るよ！』
ト「え！いいの！やったー！」
家族用とは程遠い黒の外車は
都内でも目立つものですぐ兄たちだとわかる。
助手席側の窓がゆっくりと開いた
蘭「お嬢様たちお待たせ〜」
『なんで2人で来たの、竜兄だけでいいのに…』
竜「兄ちゃんも行きたいって言うから」
ト「本当に兄弟仲良しなんですね！やっぱお兄さんたちかっこいい！」
蘭「トモちゃんにはまだ早いなぁ。あと2年ぐらいしたら遊んであげるよ」
『私の友達にやめてよ！』
車内はいつもより明るくてトモカの社交的な性格はお兄ちゃんたちからも好印象だった。
ト「ありがとうございました！Aまた明日ね！あ、あの話の続きしようね♡」
『ちょっ…！』
トモカの家が少しずつ遠くなる
竜「あの話ってなんだ？」
『…トモカの好きな人の話だよ。相談受けてただけ。』
竜「経験ないお前に？笑」
蘭「それともAちゃんが恋してるとか？」
蘭兄はいつも鋭い。
でもここでバレたら尋問が始まり寝れなくなる
『なわけないじゃん。興味も湧かない。』
蘭「やっぱAは良い子だなぁ。嘘はバレるからつかないでね。」
蘭兄は私の方を向き頭を撫でる
佐野くんのことは忘れようと心に誓った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 224人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
えむし(プロフ) - 紅葉さん» こんな長さ読んで下さりありがとうございます(TT)蘭兄だいぶ好き勝手させてしまいました。。笑 (2022年5月8日 17時) (
レス) id: 76c27aff1c (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 見たらすごく話数多くてびっくりした、、蘭www(暴走やめいいや) (2022年4月21日 16時) (レス) @page21 id: be2034ffb7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：えむし | 作成日時：2021年8月14日 14時
