�� ページ19
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
竜兄とはるちに連れてこられた場所は廃工場。
既に何人もの怖そうな人達が集まっていた
「竜胆くんお疲れ様っす」
すれ違うたびにみんながお兄ちゃんたちに頭を下げた
『怖い…』
春「俺らといれば何も心配ないよ〜ん」
竜「誰かに声かけられても絶対反応すんな。分かったな。」
『うん。』
暫くするとカーテンの奥からぞろぞろと東卍のみんなが入ってきた
マイキーが1歩前に出るとみんなはバラバラに座り始める
マ「灰谷蘭！今日こそ決着つけるぞ。」
『蘭兄はどこ…？』
春「すーぐ来るよ。」
ｳﾞｫﾝｳﾞｫﾝｳﾞｫﾝ
ﾄﾞｰﾝｯ
物凄い音と共に蘭兄は車ごと工場に突っ込んできた
蘭「あら？お待たせした？」
あと数ミリでマイキーに当たるとこで車は止まり中からいつもより良いスーツを着た蘭兄が現れる
マ「てめぇはいっつも汚ねぇやり方しかしねぇな。」
蘭「うるせぇ。今日こそ殺すぞ。」
マ「素手で来いよ。それとも銃持たなきゃ不安か？」
蘭「なめやがって。」
会場は静まりみんなが注目した
マイキーが息を吸った瞬間
二人は肉眼でも追えないぐらいの速さで殴り蹴り合う
『マイキーの方が強い…！？』
竜「あいつの足技は誰でも嫌がるもんだ」
春「あ〜〜欲しい。マイキーが欲しい！！」
前に乗り出して二人の動きに集中してるとマイキーがこちらを見て名前を叫んだ
マ「A！！！後ろ！！！」
蘭「マイキー取ったぁぁあ"！！」
マ「待て！離せ！！行かせてくれ！Aが！！」
ﾊﾞﾝｯ
背中に物凄い衝撃が走る
えっ…私…撃たれた…？
マ「A！A！！！」
蘭「おい！！！しっかりしろ！いくな！！！」
どうしよう…目の前が暗くなる…声が…出ない…
ﾋﾟｰｯﾋﾟｰｯﾋﾟｰｯ
『……んっ……』
竜「A…？兄ちゃん！Aが目開けた！！」
蘭「A。聞こえるか？」
『何が…あったの……痛っ！』
起き上がろうとした瞬間背中に激痛が走る
竜「待て、まだ起き上がっちゃダメだ。」
『何があったのよ…あっ！マイキーは…？』
竜「もうすぐ来ると思う。毎日お前の顔を見に来てた。」
『毎日…？私どれくらい寝てたの？』
蘭「1週間だ。」
『そんなに寝てたんだ…。何も覚えてないや。』
蘭兄はしゃがんで私と目線を合わせると震えた手で頬を撫でた
蘭「俺はお前を守るために…」
竜「兄ちゃん。」
『蘭兄。私は大丈夫だよ。』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 224人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
えむし(プロフ) - 紅葉さん» こんな長さ読んで下さりありがとうございます(TT)蘭兄だいぶ好き勝手させてしまいました。。笑 (2022年5月8日 17時) (
レス) id: 76c27aff1c (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 見たらすごく話数多くてびっくりした、、蘭www(暴走やめいいや) (2022年4月21日 16時) (レス) @page21 id: be2034ffb7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：えむし | 作成日時：2021年8月14日 14時
