�� ページ16
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1週間ぶりの学校、教室に入るとみんながかけよってきてくれた。
「どうしたの？」「元気だった？」「なんかあったの？」
『うん、まあいろいろ…でももう大丈夫！』
三「久しぶりだな。平気か？」
『うん。あのね私ちゃんと佐野くんと向き合う。』
三「ああ、頑張れよ。」
5限目の授業を終えて走って校門に向かった。
久しぶりに会える…
緊張で心臓の音が自分を震わせる
マ「A。」
『佐野くん…』
マ「元気してたか？」
『うん。…傷は？』
マ「もう平気だよ。ちょっと走るか」
揺れるバイクは怖かったけどそれ以上に強く抱きつく方が怖かった
マ「ここ兄貴とよく一緒に来てたんだよ。懐かしいなぁ」
『なんで…なんでまた優しくするの？離れないって約束したのに、私から離れちゃったのに。』
マ「信じてたから。」
『え？』
マ「来てくれたってことはこの間の気持ち変わってねぇってことでいいの？」
『…なんで。なんで何回も裏切ってるのに優しくするの。』
マ「裏切ってねぇじゃん。こうやって会えてんだもん。だろ？」
『毎日来てくれてたんでしょ。私が来ないって分かっててどうして？』
マ「俺が会いたい時に会いに行くって言ったじゃん！毎日会いたかったんだよ。」
『ひどいことしてばっかなのに私はもう佐野くんにわがまま言えない。』
マ「じゃあ俺のわがまま聞いてよ」
『なに？』
マ「俺と付き合って！兄貴が〜とか仲間が〜とかそんなんどうにでもするから俺の彼女になってずっと一緒にいてほしい。」
『…本当に私でいいの…？こんな自分勝手なことしかしないのに…』
マ「それでいい。俺を好きなだけ振り回せよ。」
『わかった。じゃあよろしくお願いします…。』
マ「おう、よろしくな！」
生まれて初めて彼氏ができた
なぜか今までの不安が一気に消えて胸がいっぱいになる
『佐野くんずっと会いたかった』
今までで1番強く抱きつくと倍にして返された
マ「兄ちゃんたちになんて説明すっかな〜」
『大丈夫！竜兄は私の味方だからあとは蘭兄だけ。。』
マ「なんとなくそっちの兄貴の方がめんどくさそうだな笑」
『それは合ってる…笑』
マ「とりあえず集会行くか！」
『集会…？』
マ「みんなに自慢するぞ〜！」
『えっちょっとまって！』
またバイクに持ち上げられて連れていかれる
振り回されるのは私のほうじゃん！
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えむし(プロフ) - 紅葉さん» こんな長さ読んで下さりありがとうございます(TT)蘭兄だいぶ好き勝手させてしまいました。。笑 (2022年5月8日 17時) (
レス) id: 76c27aff1c (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 見たらすごく話数多くてびっくりした、、蘭www(暴走やめいいや) (2022年4月21日 16時) (レス) @page21 id: be2034ffb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えむし | 作成日時：2021年8月14日 14時
