カリスマ兄弟+ガキ

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ﾊﾞﾝｯ！


倉庫内から銃声が聞こえる。

また派手に誰かが仕事したのだろう。


数分後沢山の幹部達が出てくる。


「お疲れ様です。竜胆さん。」

竜胆『おう。まだ兄貴中にいるから少し見て来てくれねえか？』


いつもなら現場を生で見ることは無いが

今回、蘭さんの部下が梵天を裏切ったらしく

蘭さんは少し落ち込んだ様子らしい。


私は恐る恐る倉庫に入る。

思っていたより落ち着いて現場を見れている自分にゾッとするが

私は蘭さんの元へ近寄る。


蘭『A、。』

「蘭さん。帰りませんか？」

蘭『コイツらの顔見ちまうと生前を思い出すから．．．』


蘭さんは部下達に思い入れがあるのか

なんだか元気がなかった。


蘭さんに顔が分からないようにして欲しいと頼まれ

私はしたいを焼いた。


燃える炎を横目に竜胆さんへ連絡を入れる。

火を消し、蘭さんを連れ現場を後にする。


蘭さんの部下は本当に勿体無い事をしたと思う。


.


「兄貴、Aに来てもらう為にわざと元気ないフリしてたろ」

蘭『んー？まあ、乗った竜胆も竜胆だよなぁ？』

「ま、これでアイツも梵天の自覚持っただろ。」

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