カリスマ兄弟+ガキ

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辿り着いたのはいかにも

女の子が好きそうな場所。

ピュ○○ランド。


私はもちろん心音バクバクで今にでも叫びたいが

蘭さんもこういう可愛いのが好きなのか？という

普段そういう素振りがないので疑問はある。


蘭『もしかして嫌だった？』

「え！いやいやいやめちゃくちゃ嬉しいですよ！？でも蘭さんも好きなのかなぁ？って」

蘭『Aが喜ぶと思ってさ〜』


キャー言っちゃった〜と笑う蘭さんは

この場所の世界観より綺麗だった。


竜胆『お前なに見惚れてるんだよ。早く行こうぜ。』
※来るとノっちゃう竜胆くん(高校生)

「わー！行きましょう！！」


蘭さんと竜胆さんの手を取り走り回る。


「私シ○○ンくん付けるのでお2人はこれを。」


蘭さんにはク○○ちゃん、

竜胆さんにはマ○○ロちゃんのカチューシャを渡す。


竜胆『えー俺プ○○がよかったー』

「竜胆さんが○○ンなら蘭さんはポ○○○コになっちゃうだろーが！」

蘭『お前らテンション馬鹿？』


盛り上がりすぎた私とノリが良過ぎる竜胆さんと

若干引いている蘭さん。


傍から見たらガキ2人と保護者(連れ回されてる人)


蘭『腹減ったんだけど〜』

「！！、行きましょう！」


どこに行くにもテンションが高めの私と

竜胆さんに押されたのか

お腹が膨れて満足したのか

ご飯を食べた後は蘭さんもノリ気で

この桃源郷を歩き回った。


閉園時間になり、魔法が解けてしまった。


竜胆『お前買いすぎじゃね？』

「竜胆さんも両手いっぱいじゃないですか。ウケる。」

蘭『顔死んでんぞー』

竜胆『は？左手で持ってんのテメェの荷物だろうが。』

「え？まじですか？」


調子に乗って買いすぎてしまった。

これはもう親に見せる顔がない．．．。


蘭『まあ、最後にいい感じに締めれたんじゃない？』


確かに今日散々だったけど

1日の最後にこんなに楽しめて良かったなーと思う。


.


ついに家の前まで来てしまった。


「もう楽しい時間は終わりですね。」

竜胆『おう。楽しかったぜ！』

蘭『ちゃんと家に入ったら鍵閉めるんだぞ？』

「親入れなくなっちゃいますよ。笑」

竜胆『じゃあなA』

蘭『じゃあな。』

「はい！またどっか行きましょう！ありがとうございます！」


.

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