カリスマ兄弟+ガキ

13 ページ14

体制的に私が竜胆さんを

襲っているように見えてしまっているが

実際は事故です！なんて心の中で叫ぶ。


私も竜胆さんも一発ずつぶん殴られて

2人で正座し蘭さんの説教を受けている。


竜胆『いやでもアレは事故で、』

蘭『は？事故って言って誤魔化そうってわけ？』

「、本当に事故なんです。」

竜胆『兄貴はあの場にいなかったから分かんないかもしれないけど本当に事故なんだよ！』


2人で誤解を解こうと頑張っていたが

蘭さんが怒るの疲れた。と言って

その場は落ち着いた。のか？


蘭『．．．Aその服可愛いね。』

「っ！ありがとうございます。」


蘭さんが私を膝の上に乗せそう言う。


蘭『はー。でも竜胆が先に見てんのか〜』


それにー。とぶつぶつ言い出したので

竜胆さんはまた弁解を始める。


蘭『まぁ、A殴っちゃってごめんね？』


そう言い殴られた方の頬を撫でる。


蘭『許せなかったらその手錠で俺を逮捕して？』


と腰に付いている手錠を触る。


竜胆『はー(クソデカため息)。兄貴ィ〜』


そう言い頭を抱える竜胆さんを横目に

蘭さんはまた私をジロジロ見る。


「そ、そんなに見ないでください。」

蘭『照れてんの〜？』


俺ら悪い人だから早く捕まえないとダメじゃーんと

竜胆さんの肩に腕を回して私に言う蘭さんを見て

誤解は解けたのかと安心する。


「蘭さん、ところでいつ降ろしてくれますか？」

蘭『んー俺の気が済むまで？』

竜胆『それ見てらんねえんだけど。』


蘭が私を下ろしてくれるまで1時間掛かったことは

まだこの時の私は分からなかった。

14→←12

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

マイキーの旗

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーキャラ

イヌピー

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す