カリスマ兄弟+ガキ

11 ページ12

蘭さんと会えない。

という事実を受け入れられず

私は心ここに在らず状態で

1週間を過ごすことにした。


学校の人達が奇妙なものを見る目で見てくるが

そんな事知らない。


？『あ！千冬のいとこ！』


学年一の美女。橘さんと一緒にいた

金髪の美女に話しかけられる。

そもそも千冬といとこ同士という事は

誰にも言っていないしそもそも

千冬は他校なので分かるはずのない。

誰なんだろうと模索しようとしたが

エマ だと名乗り出てくれた。


エマ『Aっていうんだ！今日暇？』

「え、」

日向『エマちゃんの家でハロウィンパーティーするんだよ〜！』


ハロウィンパーティーは興味深かったが

わからない人が沢山いるところに

行きたくないので断った。


エマ『まじ！？来るもんだと思って衣装買っちゃった！』

「え？それってどういう、」

日向『サイズは千冬くんに聞いたんだよね〜？』

エマ『そうそう！』


2人が千冬とどういう関係なのかは知らないが

仲がいいという事は分かった。

という事は2人も不良．．．？


エマ『まあ、これは貰ってよ！』

「いやでも、」

エマ『お金は千冬から貰ってるから大丈夫！』


あの千冬がお金を出す！？！？

私が混乱しているうちに

2人は嵐のように去っていってしまった。


私の手に残っている紙袋の中には

コスプレセット と書かれた袋が入っていた。

孤独のハロウィンなのに

こんなに楽しそうなものを貰うのは

寂しさに拍車をかけるな。と思いながら

教室へ向かった。


.


.


1日が過ぎるのはとても長くて

やっと放課後になったと思っていたのにまだ午後4時。

早く家に帰って、

蘭さんが電話くれたりしないかな。と考える。


何も無い毎日はとてもつまらない。


.


家に入りリビングにエマちゃんから貰った

紙袋を置く。きっと使うことなく終わるんだろうな。

と思いながらテーブルに課題を広げる。

12→←10

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

マイキーの旗

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーキャラ

イヌピー

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す