雲の上の人に恋した

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結局たどり着く先はいつもの店


隼「俺今日はアルコールいいです」


そう言えば２人もじゃあいいやーって


３人でシラフ会。笑


普通に飯食って、これやっぱ美味いとか話してたのに、いきなりぶっ込まれた質問




亜「で？隼はいつからAさんのこと好きなの？」


メ「何がキッカケだったの？」




ま、まじか…

そりゃそうだよね、普通に考えて聞かれるよね…




隼「やっぱり答えなきゃダメですか？」



亜・メ「当たり前」









キッカケか…ほんと些細な事だったと思う

むしろ何がキッカケだったんだろう？

事務所のエントランスを通るたびにいつも気になってて…
笑顔が可愛いなって思ってた

でも、別にだから好きって訳じゃなくて…



でも直接話をしたのは半年ぐらい前



その頃の俺はなんか気持ちが落ちやすいっていうか、何をやっても中途半端で…
少し気持ちに余裕がなくて


ボーっとしながら事務所内を歩いていた時に、たまたま出会わせたのがAさん



その時初めて会話をしたのを覚えてる

話しかけてくれたのもAさん


「お疲れ様です！」



ただその一言だけだったけど。


でもなんでか気持ちがフッと軽くなった感じがして…

きっとお疲れ様ですって言葉に本来の意味はあったとしても、そんな気持ちを軽くするような魔法ってない気がする


だって、お疲れ様ですなんていろんな人に言ってるもん
いろんな人に言われてるもん



それなのにAさんからのお疲れ様ですは格別だった気がしたんだよなー

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