人は中身が100% (ページ11)

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小瀧side

俺は多分Aのことが好きだ。

会ってこんなこと言うのはおかしいかもしれない。

だけどもし一目惚れというものがこの世に存在するならこういうことだろう。

顔ももちろんタイプだが、

自己紹介の時の最後の笑顔。あの時ちょうど目が合ったような気がした。

なんだろうあの笑顔どっかで見たような

すごく懐かしい気持ちになった

だけどなぜだか思い出せない。

いや、自分が思い出さないようにしてるのかもしれない

自分で言うのもあれだけど、俺はモテる方だと思う

バレンタインは列が並ぶほどもらうし

部活の応援も日常茶飯事だし

告白も何十回とされた

俺自身、7つ離れたお姉ちゃんがいて女子ウケのいいものには一応気をつけてる

学校ではそんな俺に対して、それをいいと思っていない誰かが悪い噂を流した

月1で一緒にいる女が違うとか

彼女がいるのに他の女とキスしたとか行為をしたとか

思わせぶりな態度を取っていざ告白したら、散々に振るとか

そんな葉も根もない噂をたてられた

まず俺そんなプレイボーイ的なことしてねえし！

恋だって数える程度しかしたことねえし！

まず純粋だし！！

だめだ、あの笑顔がどうしても忘れられない

なんだあの笑顔… どっかで…

そんなこと思ってるうちに流星が来た

俺と流星は幼馴染。兼親友と俺は思ってる

流星に自己紹介のする時、Aはまたあの笑顔をした

ニコッ^ - ^

わかった

ずっと突っかかてた

笑顔の正体が

あれは

俺の大好きだった人の笑顔にそっくりだ

○hit数もどんどん増えていっています
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