＋＋＋＋＋ ページ7
.
皆アレは誰だとざわつく中で、学園長だけはその者の存在に唖然としていた
「あ、あ、貴方はっ
メフィスト・フェレス！！？」
「どうもお久しぶりです、ディア・クロウリー」
「メフィスト・フェレスだって！？」
学園長の言葉を聞き、真っ先に驚きの声を上げたのは赤毛の寮長
「メフィスト・フェレスといえば大昔の大魔法士だろう！
学園長、その人物がメフィスト・フェレスなわけが無い！」
「おや？赤毛の君は私の存在を疑うのですか？」
「当たり前だろう！
メフィスト・フェレスが生きていた時代がどれほど前の話だと思っている！」
かれこれ数百年以上前の話に出てくるメフィスト・フェレスという偉大な魔法士
そんな人物がまだ生きているわけが無いのだと彼は言った
「いえ、ローズハートくん。
この方は貴方の言うメフィスト・フェレス卿で間違いありませんよ」
「なんだって！？」
「ふふ、その驚く顔、実にいい！」
「………………あの、それより私の事もう下ろしてもいいんじゃないの？」
「ああ、そうですね。
ふふ、美少女を抱えられたなんて実に素晴らしい時間でした！」
「あー、うん。はい」
本当ブレないな、こいつ
この世界でメフィストがどんな存在なのかは全く分からないが、Aはとりあえず超注目されてることに居心地が悪くあった
「さて、それはそうとディア・クロウリー。
あなたに一つお願いがありましてね」
「えっ、私にですか？貴方が？」
「ええ」
「なんです？」
どうやらメフィストの言っていた知り合いというのはディア・クロウリーとかいう仮面をつけた人らしい
「ぜひこの方をこのナイトレイブンカレッジに入学させて欲しいのです！」
「は、はいいい！？
あの、貴方知ってるでしょう！？
ここは男子校です！
女性は入学できませんよ！？」
「そんなもの学園長のあなたが裏でちょいちょいと情報操作してしまいなさい☆」
「貴方教育者として今の発言どうなんですかねぇ！？」
今の発言からして、メフィストも学校を経営していることを知っているようだった
ああもう、とにかく居心地悪いな
「クロウリー。
この方はとんでもなく才能を秘めた方ですよ。
いわば私の秘蔵っ子！」
「誰が秘蔵っ子だ」
「とりあえず今はそういうことにしてください」
「聞こえてますよ、全部」
「ああでも私は彼女の後見人でして。
ある意味間違いではありません。
…この方をここに入学させて損はありませんよ？」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1280人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
江(プロフ) - 國永さん» ご指摘ありがとうございます！直しました！どうぞ楽しんで読んでいってください！ (2020年5月31日 0時) (
レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
國永(プロフ) - 退学は勘弁して欲しいが、大学は……になってました！更新頑張ってください！ (2020年5月31日 0時) (レス) id: 513d619ea6 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - みおさん» 共感してくれた笑 ホント突然過ぎてとんでもないものが心臓に突き刺さりましたよ笑 そして応援ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2020年5月30日 10時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - わかります！笑おじたんにも、エースにもやられました笑笑 今回の話もめっちゃ面白かったです！次も楽しみにしてます！ (2020年5月29日 19時) (レス) id: e5923a196b (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 黒揚羽さん» コメありがとうございます！楽しんでいただけたようで嬉しいです！ (2020年5月26日 12時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：江
| 作成日時：2020年5月24日 15時
