いつか必ず燃やしてやる【ツイステ】

巻き込まれた ページ19

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その日の放課後、私は学校に早く慣れるようにと買い物がてら(購買ではなんでも売ってる)校内探検をしていた

食堂に着き、その食堂の大きさに驚いていると



「おっま………バッッッカじゃねぇの！！！？？？」



盛大に誰かが誰かを罵る声がした



「……どうかしたの？
って、うっわシャンデリア落下してる。
大惨事じゃん、大丈夫？怪我とかしてないの？」



あまり大声で誰かを罵るものだから何かあったのかとその人たちの元へ駆け寄る



「いや痛てぇけど！
てかあんた入学式に乱入して入学してきたやつ！」



ハートの化粧をした男子が私の問いに答えた
え、てか私そんな認識なの？
間違いじゃないけどその覚え方嫌だな



「何がどうなってこんなことになったの？」

「そこの狸が逃げるわジュースがオレをぶん投げるわでこうなったんだよ！」

「デュースだ！！」



うん、意味わかんない
狸ってなに、確かにそこに伸びてる謎の生物いるけど
ジュースがデュースって人なのね
多分このスペードかいた人ね、うん



「つーか！確かにグリムは捕まえたけど、シャンデリアぶっ壊したのが学園長に知れたら…」

「知れたら…なんですって？」

「あ………学園長………」



いつの間にかいた学園長
朝ぶりですね〜なんて思ったものの、現場が現場だ
声からして超お怒りなのは瞬時に察した



「あ〜な〜た〜た〜ち〜は〜〜〜ッ
一体何をしているんですか！！！」



あ、激おこだ…



「石像に傷を付けただけでは飽きたらず、シャンデリアまで破壊するなんて！
もう許せません。全員、即刻退学です！」

「「えええええ〜〜〜〜っ！！？？」」

「え？石像にも傷付けたの？」

「あ、朝に、ちょっと…」



隣にいた中性的な男子に聞いてみれば、彼はそう言った
初日に色んなこと起こすなぁこの人たち

デュースとやらは退学は勘弁して欲しいと訴えるも学園長も頭に来てるようで却下する
かと言って彼も引き下がるわけにも行かず、弁償でも何でもすると言った



「このシャンデリアはただのシャンデリアではありません。
魔法動力源とし、永遠に尽きない蝋燭に炎が灯る魔法のシャンデリア。
伝説の魔法道具マイスターに作らせた逸品です。
学園設立当時からずっと大切に受け継がれてきたというのに…
歴史的価値を考えると10億マドルは下らない品物ですよ。
それを弁償できるとでも？」



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