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いつの間にかキッチンにはいっていたジャックくんはそんなことを言った
その言葉に寮長とラギー先輩はニヤリと笑う
「そんじゃオレたちの朝飯はAくんの手料理ってことで！」
「そ、そんな…でもそしたらジャックくん…」
「俺はいい。
どうせ食堂に食いに行くつもりだったからな」
「な、なんかごめんね」
「別にいい」
ジャックくんはそれだけ言うと寮長たちにぺこりと頭を下げて出て行った
なんだかジャックくんには申し訳ないことしたな
今度とお詫びに何か作ってあげよう
そう心に決めた私は寮長たちの分を皿に盛りつけ、二人の前にドンと置いた
「私もここで食べさせてもらいますからね」
「どうぞどうぞ。
シシシッ、美味そうっスね〜！」
「はぁ」
まず二人の分を運んだため今1度キッチンに戻り私は自分の分を取ってきてから寮長たちの所へ戻る
「っ〜！！ウッマ！！！なんスかこれ！！」
「え？そうですか？ありがとうございます！」
「………………………」
「レオナさんなんか無心で食ってるじゃないスか」
私の特技とも言える料理がここまで喜んでもらえるなんてやっぱり嬉しいものだ
「家事が得意っての本当だったんスね」
「いや嘘つきませんて」
「おい…Aとか言ったか」
「はい？」
「お前俺の飯作れ」
「……………うん？」
どういうこと？？と私は首を傾げた
「朝昼晩全部飯作れっつってんだ」
「私は家政婦かなにかですか！？」
「いやでも毎食食べたくなるくらい美味いっス。マジで」
「えっと………」
「金は出す。ついでにお前の食費も出してやるよ」
なにこの太っ腹発言
寮長実はいいところのお坊ちゃんなの？？
「寮長って実は育ちがいい？？」
「レオナさんはオレの母国でもある夕焼けの草原の第二王子様っスから」
「アッ」
第二王子！！！坊っちゃんどころじゃなかった！！
「………私の料理なんかでいいんですか？」
「俺がそれがいいつってんだからいいんだよ」
「ついでにオレのもお願いしたいっスね〜、レオナさん。
どうせ一人も二人も変わんないってスよ！ね！」
「チッ…わかったっつーのうるせぇな」
「やった！Aくん、よろしくっス！」
異世界に来て二日目だけど、なんか私
ここで上手くやっていけそうな気がする、うん
このまま上手く立ち回れる気がするよ
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江(プロフ) - 國永さん» ご指摘ありがとうございます！直しました！どうぞ楽しんで読んでいってください！ (2020年5月31日 0時) (
レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
國永(プロフ) - 退学は勘弁して欲しいが、大学は……になってました！更新頑張ってください！ (2020年5月31日 0時) (レス) id: 513d619ea6 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - みおさん» 共感してくれた笑 ホント突然過ぎてとんでもないものが心臓に突き刺さりましたよ笑 そして応援ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2020年5月30日 10時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - わかります！笑おじたんにも、エースにもやられました笑笑 今回の話もめっちゃ面白かったです！次も楽しみにしてます！ (2020年5月29日 19時) (レス) id: e5923a196b (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 黒揚羽さん» コメありがとうございます！楽しんでいただけたようで嬉しいです！ (2020年5月26日 12時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年5月24日 15時
