129. ページ29
br「なーかーむ、ダメでしょそれ」
na「は？なんでぶるーく居るの？だる」
br「まあまあ、みんなで見てたからね」
na「あーめんど。次ぶるーくしょ？」
br「そうだけど。出てって出てって」
ぶるーくくんが来てくれた、と思ったら何かを話している。あんまりよく分かんないけど。
なかむくんは立ち上がって、少しだけ私の頭を優しく撫でてくれた。
na「ごめんね、A」
『どんななかむくんでも大丈夫だよ、』
軽く手を振ってくれてなかむくんはこの部屋を出ていった。その瞬間後ろからぶるーくくんに抱きつかれる。そのおかげでほんのりと温まるのがなんとも気持ちいい。
br「なかむの匂いする」
『え、本当に？』
br「着替えて、この匂い嫌い」
『んぇ、ここで！？ぶるーくくんは出ていってくれるよね？』
br「後ろ向いとくから〜」
いや、後ろを向くってことは結局この部屋にいるってことじゃん、。そんな中で着替えないといけないの⋯？それにこの部屋に着替えないし、取ってきて貰わないとじゃん。それとも⋯⋯もしかしてこの鎖外してくれたりして⋯。
『あの、ぶるーくくん着替える服はどうしたらいいの？』
br「持ってきてあげるから。スカートとズボンどっちがいい？」
『私ズボンしか持ってきてないからズボンかな』
br「そうじゃなくて！気分的にはどっち？」
『気分で言ったらスカートだけど⋯』
持って来るね、と言って部屋を出ていってしまうぶるーくくん。やっぱり鎖は外してくれないか⋯。
数分するとぶるーくくんが帰ってきてくれた。手にはいっぱいの洋服を持っている。どれも私が見たことない服ばっかりだ。
br「ごめんA〜、ちょっとありすぎてわかんないから一緒に選ぼ」
『あ、うん⋯。こっちまで持ってきて欲しいかも。これ以上動けないから見えないや⋯』
br「ごめんごめん」
ぶるーくくんがベッドに1つずつ服を並べてくれる。チェック柄のスカートやワンピース、色々な種類の洋服があった。
『なんでこんなに服あるの？』
br「なんでだろ〜、僕も分かんな〜い笑」
『その言い方絶対知ってるじゃん、！』
br「まあまあ、気にしないでよ」
好きなの選んで、と言われたから細かいことは気にせず好きに選ぶことにさせてもらった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 283人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
緋彗(プロフ) - ふぇさん» ありがとうございます！！私自身、無事完結することが出来てほっとしています。楽しんでいただけたようで何よりです！ (2月12日 15時) (
レス) id: 8102f57e2f (このIDを非表示/違反報告)
ふぇ - 完結おめでとうございます🎉Iの頃から毎日更新を楽しみにしていたので最後完結した時は感動でした。学パロが好きなので、楽しめました‼︎なんか私の性癖…?かなんかでいじめられて助けてもらうの好き (2月12日 13時) (レス) id: ed5bf69eb7 (このIDを非表示/違反報告)
緋彗(プロフ) - 弓月有無％さん» ありがとうございます〜！こんなのでいいのかな⋯と不安になりながら書いていたので面白いと言って頂きとても嬉しいです！次作も早く投稿できるように頑張ります！(弓月さんのTwitterにフォロリク送らせてもらったので許可していただけるとうれしいです！) (2月12日 10時) (レス) id: 8102f57e2f (このIDを非表示/違反報告)
弓月有無％(プロフ) - 完結おめでとう御座います！！小噺を見てより深く楽しめました。読みやすくて、歪んだ愛に不良要素があって大好きです！言葉で上手く言い表せないですが、迚も面白かったです！次作も楽しみにしております。無理はなさらずゆっくり頑張って下さい！また読み返してきます (2月12日 8時) (レス) @page38 id: 1ab55170b6 (このIDを非表示/違反報告)
緋彗(プロフ) - みりんみそさん» ありがとうございます〜！個人的にはWTさん書きやすくていいですよ！！ (2月12日 7時) (レス) id: 8102f57e2f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：緋彗 | 作成日時：2024年1月1日 8時
