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単独ライブに向けて本社の一室で会議…なんて大それたことなく、意見の出し合いをしていた。
「ほんなら、ここは信二が料理するVTR流してみる？」
「俺はええけど、料理関係は見せる機会多なってきたし、面白みにかけへん？」
「最近の傾向なら、二人揃って何かする方が反応良さそうじゃないですか？」
俺と信二の間に座り、会話に参加しているAは事務所スタッフ。
「例えばAちゃんは、どんなん見てみたい？」
「え、私がですか？」
「客層も女性が多いから、同じ女の子の意見が欲しいって言いたいんやない」
信二に視線を向けると、俺の言葉にそうゆうことやねんと付け加えて、Aが応えるのをじぃっと鋭い目つきで待っていた。
その顔は慣れてない子やったら怯むで。
「こういうのとか、どうですか？」
Aは全く怯む様子もなく、信二に向かって意見をぶつけて、広げたノートに書き出していく。
何度も一緒に仕事をしてきているから、信二の性格も不器用さも解りきっているし、今更怖がるような仲ではない。
「それ面白そうやな。ちょっと見して」
「こういう感じの構成にして、」
「…」
俺らのライブに対しての会話やし、話が盛り上がって二人が話すのは問題はなんもあれへん。けど、ちょっと、隣通しで男女が一つのノートを見るにしては距離近ない？気にする俺が可笑しいんか？
「うん、あー…これをこういう風ににはできひんの？」
「そうなると時間短めに納めないといけないので」
「……」
内容的に俺には口を挟む場ではないと思って、その繰り広げられるのを眺めていた。俺と信二、Aを交えて同じように話すことは初めてではない…ないけど、なんや凄いモヤモヤした気持ちが溜まっていく。
「ちょっと、それ借りてもいいか」
「どうぞ」
「っ…！」
ガタンッ―
反射的に身体が動いてしもてた。
「えっと…川西さん？」
「びびったわ、賢志郎どうしたん？」
「あ…すまん」
信二にペンを渡す時に触れ合う肩、そして僅かに指が触れ合いそうになっていたのを阻むようにAの肩を抱いて自分の方へ引き寄せてしまっていた。
Aにごめん、そう小さく呟いて身を離す。ほんまになにやってんやろ…
「ちょっと外の空気吸ってくるわ」
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hisui(プロフ) - ちぃさん» 日常に潜むドキドキといったら、お風呂！となりましてこんな感じになりました◎ いつも、コメントありがとうございます♪ (2021年1月30日 3時) (
レス) id: 8cf1806117 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - お風呂シチュエーション、、、！最高です！！もう色気が、！そしてSさ加減が絶妙で素敵でドキドキしちゃいました！ (2021年1月30日 0時) (レス) id: 0366618b77 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - Sっ気全開のお話が思い浮かんだらまた更新お願いします(笑)楽しみにしています！ (2021年1月20日 7時) (レス) id: 0366618b77 (このIDを非表示/違反報告)
hisui(プロフ) - ちぃさん» 前ページ含め、コメントありがとうございます！NさんはSというか攻め要素強めにしちゃうので、そのように受け入れて貰えて安心致しました(笑) (2021年1月20日 3時) (レス) id: 55d20fc082 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 南條さんの新しいお話すごくドキドキしながら読みました！！初めから最後まで色気たっぷりで最高でした！また更新された際にお話読ませていただきます！ (2021年1月16日 7時) (レス) id: 0366618b77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hisui | 作成日時：2018年7月16日 19時
