scene.11-1 / kwns ページ3
恋愛関係ではありません。ほのぼの？
上記踏まえたうえで宜しければ、どうぞ！
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―…カラカラ
ガタッ―！
「「っ？！」」
家路に着くまで何気なく見上げた空に浮かんだ、お月さんが綺麗だったから、今日は月見酒にしようと決めた。
折り畳みの椅子を運んで、買い込んだビールとつまみを手にベランダに出る。
ガタッと動く音の方向に目を向けると壁。
隣通しを仕切る壁のむこうに、人の気配を感じる。隣人が同じくベランダに出ていたらしい。
完全にこちらの窓を開けた物音で驚かせた事に違いない。となれば、謝っとかないとあかんよな。
「あの、すんません。驚かせてまいましたよね、誰かおると思わなくて」
「あ、いえ大丈夫です。ちょっと物音にびっくりしただけなので、気にしないで下さい」
女の人の声、こんな夜中にベランダ出てるくらいやから煙草でも吹かしてる男かと思っとったから、内心動揺した。
「あっ…そやったんなら、良かったです」
あかん、声に動揺現れてもうた。
気まずい空気、―…沈黙する。
月見酒すると決めていたから、部屋に戻るにと気も進まない…やけど、顔も知らぬ隣人が居るなか飲み始めるのもなぁ…とどうしたものかと考える。
「あの」
「はい」
「もしかして、煙草でしたか？」
「あ、いや煙草やなくて酒…晩酌しようかと思っとって」
「なるほど。月見酒ですか？」
「そのつもりで…えっと、そちらさんはなんで？」
「同じくだったり、あははっ。月が綺麗だったから」
「そやったんですか。考えることはみんな同じなんやね、ははっ」
「あの、挨拶ちゃんとしてなかったですよね」
「そうですね、」
壁越しに顔も見ずに進む会話、可笑しな図と思いながらも終えたくないと思ってしまう。
「Aっていいます」
「俺は、川西いいます」
「「…ふはっ」」
「なんやろ、こんな壁越しに挨拶って」
「ふふっ、可笑しいですね」
「一緒に月見してもええかな？」
「わたしも始めたばっかりなので、話し相手なってもらえたら嬉しいです」
「じゃあ…もう酒飲んでる？」
「今から2杯目です」
「むっちゃペース早いやん」
「あははっ」
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hisui(プロフ) - ちぃさん» 日常に潜むドキドキといったら、お風呂！となりましてこんな感じになりました◎ いつも、コメントありがとうございます♪ (2021年1月30日 3時) (
レス) id: 8cf1806117 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - お風呂シチュエーション、、、！最高です！！もう色気が、！そしてSさ加減が絶妙で素敵でドキドキしちゃいました！ (2021年1月30日 0時) (レス) id: 0366618b77 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - Sっ気全開のお話が思い浮かんだらまた更新お願いします(笑)楽しみにしています！ (2021年1月20日 7時) (レス) id: 0366618b77 (このIDを非表示/違反報告)
hisui(プロフ) - ちぃさん» 前ページ含め、コメントありがとうございます！NさんはSというか攻め要素強めにしちゃうので、そのように受け入れて貰えて安心致しました(笑) (2021年1月20日 3時) (レス) id: 55d20fc082 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 南條さんの新しいお話すごくドキドキしながら読みました！！初めから最後まで色気たっぷりで最高でした！また更新された際にお話読ませていただきます！ (2021年1月16日 7時) (レス) id: 0366618b77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hisui | 作成日時：2018年7月16日 19時
