第四十四話 ページ46
とわこside
と「その後は、Aの中学卒業を待ち、Aの父は反対してましたが、必ず家を継ぐことを条件に許してくれました。そしてここに来た、というわけです」
話を聞き終えたレトさん達は、ただただ驚いた顔をしていた。
あ、P-Pさん以外のことですけど。
レ「義理の親子とはいえ、そんなことってありえるんやな…」
と「あの女に関しては例外だと思いますが」
私が彼女…Aの過去を他人に話したんは初めてやった。
Aの過去なんてもう話すことは無いと思っとったんですがね。
キ「つーか、その侍女長強すぎだろ！」
つ「キヨくん、あの長話の感想がそれなの？」
と「ああ、侍女長…。グミさんっていうんですけど、多分Aを連れだすんなら会うことになると思いますよ」
グミさんは確か、今もあそこで働いとるはず。グミさんと、あとミクさんに協力してもらえれば、多分やけど成功するだろう。
P「あ、やっぱりグミさんのことだったんだ。まあ、あの人の強さは僕も信じられないレベルだからね」
つ「そんなに強いんだ…」
私もP-Pさんと同感ですね。どういうふうに育てられたらあそこまで強くなるのか教えてほしいぐらいです。
レ「で、俺らは何したらええん？」
と「明日の夜に白川財閥主催で行われる晩餐会。おそらくそれにAが出ます。そのときを狙おうかと…」
レ「んじゃ、それに向けて準備してくるわ！明日の昼にまたここ来るから！あと、これ俺の連絡先！じゃーな！」
それだけ言うと、彼らはまた窓から出て行った。
と「頼りにしてますよ。怪盗レトルトさん」
そう、小さく呟いたあと、私も明日のための用意を始めた。
レ「……俺も頼ってんで、とわさん」
レ、と「「……Aを救い出すために」」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ただ、かっこいいセリフを言わせたかっただけです。
というか、義母さん少し悪者にしすぎましたかね？一応、彼女にも事情があるんです。まあ、その辺は後々ばらしていくつもりです。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 22人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
緑月翡翠(プロフ) - Razuraito，さん» そんなことを言われたのは初めてなので、ものすごく嬉しいです！ありがとうございます！ (2016年7月16日 2時) (
レス) id: 36e773549b (このIDを非表示/違反報告)
Razuraito,(プロフ) - ものすごく素敵な作品ですね！ (2016年7月15日 21時) (レス) id: 492029c0c3 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - あべそーりーさん、大丈夫ですよ！評価していただいただけでも嬉しいです！ これからも、更新がんばります！ (2016年4月25日 7時) (レス) id: 36e773549b (このIDを非表示/違反報告)
あべそーりー (・ω・` )ww - 間違えて星の右から二番目をおしてしまった！！！( ��|��°д°)ｶﾞｰﾝ でも、すごくおもしろいです！！ これからも頑張ってください！！！ (2016年4月24日 21時) (レス) id: 23f191c338 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：緑月翡翠 | 作成日時：2016年4月18日 22時
