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代行電話【sh】 ページ1

[Aごめん、風邪ひいて行けなくなった]


スイパラに行く約束をしていたなかむからそう連絡が来たのが20分前。


そして今、シャークんの隣を歩いてスイパラに向かっている。






こうなったわけは、高校1年生の最初に席が隣だったシャークんとすぐに仲良くなり、彼の友達とも仲良くなった。そして、甘いもの好き同士として仲が良くなったなかむと今日、スイパラに行く約束をしていた。

しかし、なかむは風邪をひいてしまいスイパラには行けないと連絡が来た。


私はてっきり日程を変えて今度行くのかと思いた。でも、折角可愛い洋服を着てきたのだからカフェかなんかにでも行こっかな、とこの駅の近くのカフェをスマホで検索する。

近場のカフェが無事に見つかり、スマホを閉じようとすると新たに通知が来ているのに気付いた。誰からだろうと思うとなかむからで、
[別のヤツに行かせるからそのまま駅前で待ってて]
と数分前に連絡が来ていた。


さっき見つけたカフェに行くのは断念して、別のヤツに…?と考えながらスマホを見て時間をつぶした。最後に連絡が来てからだいたい15分ぐらいが経った頃、私の名前が呼ばれた気がして顔を上げる。



『シャークん、?』

「っ、ごめ、俺でよかった?なかむの代わりに一緒に行くの」

『もちろんだよ!私こそごめんね?スイパラ付き合って貰っちゃって…』

「おう、大丈夫…」

『今日のシャークんちょっと変だよ?なかむみたいに風邪ひいてる?笑』


そう彼に聞くと「んな事ねーし、」と答えてくれる。

でもずっと顔を合わせてくれない。やっぱりなかむが強引に呼んだのだろうか…。なんだか申し訳なくなってくる。


『やっぱり私と来るの嫌だった、?ごめんね。なかむが勝手にシャークん呼んでて…』

「いやいやいや、全然大丈夫だから、行こ」


そう言われ2人でお店に向かい始めた。

そして、歩きながらシャークんと2人なんていつぶりだろうと思い返す。夏休み、、いや10月にあった文化祭以来だろうか。あの時は、7人で回る予定だったのにみんな用事が…と言い出して、結局シャークんと2人だけで色々なお店を回ったんだっけ…。


『シャークんって甘い物好きなの?』

「…」

『ぇ、シャークん大丈夫?』


なかなか返事をしてくれないシャークんの肩をとんとん、と叩くとシャークんは裏声になりながらも反応してくれる。

やっぱり今日のシャークんは少し変だ。

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ビー玉(プロフ) - お話ふたつともとても好きです!これからもお気に入り登録したまま全力で更新待機します!お体に気をつけて頑張ってください! (11月3日 12時) (レス) @page6 id: 7a07f59bfb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:緋彗 | 作成日時:2023年10月29日 7時

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