ワイテる彼ら。Ⅱ【WT】 (ページ44)

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【Aってさ本当にウザイよね】

【それなー。なんか調子乗ってるし、、ワイテルズのみんなもそう思ってるよね？】

スマイル【よく絡んでくるからな】

きんとき【俺も思うもん。ちょっと距離近いし苦手なんだよね】

なかむ【お前ら何言ってんの？Aの気持ち考えてんのかよ】

ぶるーく【最近なかむ変わったよね。なんか盲目すぎん？】

いやだ、、こんなの見たくない。
そう思ってやっぱりスマホを閉じる。休み時間に見るものじゃなかった⋯。この前だって嫌な思いしたから絶対見ない、と自分に誓ったのに⋯どうしても見てしまう自分がいる。

やっぱりワイテルズのみんなにも知らないうちに危害が加わってしまっているのかもしれない、。
そりゃこんなことを書かれてもしょうがないよね、

na「A、行こ」

『えっと、、なんで⋯⋯？』

na「ほら、週に一回話そって約束したじゃん」

『うん⋯⋯』

na「大丈夫、俺らが絶対守るから」

なかむくんからワイテルズにも危害が加わっているから近づくのをやめろって言われるかもしれない、。だってあんなに仲がいいと思っていたワイテルズのみんなが悪口を書いてしまうぐらいだもん。

あれ⋯⋯⋯でもなかむくんって私を守るようなこと書いてくれてたよね、？

そんなことを考えていたら、なかむくんに手を引かれ、既に自分の教室から連れ出されていた。

na「Aって裏掲示板見てるっしょ？」

『⋯⋯⋯うん、』

na「あれさ、勝手に俺らの名前使われてるけど書いてるの俺らじゃないから」

『そ、そうなの、？』

まあ、俺はAの悪口書かれてんの見つけて我慢できなくて書き込んじゃったけど、、となかむくんは付け足す。
それならなかむくんだけが守るような書き込みだったのにも納得がいく。

『信じてもいい⋯？』

na「当たり前じゃん！俺らがAを傷つける訳ないって」

『良かったぁ、、本当に嫌われちゃったのかと思った⋯』

嫌われてない、と安心できたのも束の間。書き込んでいたのがワイテルズのみんなではなかったとしても、しゃけが包帯をしていたという事実は変わらない。