ワイテる彼ら。Ⅱ【WT】 (ページ25)

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『ねえ、ぶるーくくん。今日ってスマイルくんお休み？』

br「え！？確かにスマイル居なくね？」

kr「スマイルから遅刻するって連絡きてたじゃん」

br「僕知らないんだけど〜。昨日のが響いちゃった系？」

kr「それはおまえが連絡見てないだけだろ。んで、あんまそのこと言うなよAの前でさ」

どうやらスマイルくんは遅れてくるらしい。一応大丈夫かな、と思ってきりやんくんとぶるーくくんが話している横ですぐにスマホを取り出してスマイルくんの所を開く。
新学期初日に交換したものの、あまりやり取りを交わしていない。

【スマイルくん大丈夫！？】

フリック入力でどんどん文字を打っていく。こんな感じで大丈夫かな⋯。あ、でも自分が休んだ時にはこの文があった方が嬉しいし、、

【大丈夫？スマイルくん。プリントとかノートとか写したい所あったら教えてね！】

よし、これで送信っと。送信ボタンを押そうとしたらぶるーくくんから声をかけられて押し逃してしまう。

br「A、それ送んない方がいいかも」

『送らない方がいい⋯？』

br「だってスタイル⋯⋯kr「ちょ！ぶるーく！」もう！なに、さっきからずっと⋯」

kr「いやだから、スマイル用事で遅れるの！いい加減おまえ連絡見ろよ」

br「ええ〜？」

ぶるーくくんはそれだけを言ってどこかに行ってしまった。きりやんくんとの話も横で聞いていたけれど、いまいち話の内容が掴めない。隣とはいえ、盗み聞きのようだからきりやんくんにどんな話だったのか聞けるわけもなかった。

kr「あ、A。それ送ってもいいと思うよ、俺的にはやめてほしいけど」

『本当に大丈夫、？』

kr「まあ、俺が言っても信憑性ないか。心配ならきんときかシャークんに聞いてきたら」

『うーん、、そこまでのことじゃないし別にいいかな⋯送ろっと』

さっき打ち込んでいた文を消していなかったからあの文でそのまま送信する。スマイルくんってあんまこういう連絡とかしなさそうなイメージだけど、見てくれるかな⋯。