嘘では無いさ5 ページ6
そう言えば、別れ際に彼に渡された紙があった。
｢えーと…、『きっちり元の世界に帰れたらマレフィセント様に感謝するように。
あと例の夢の国へ行ったら真っ先にここへ足を運ぶ事。』……？｣
なるほど、どうやらマレフィセントのご厚意とは１週間前の同じ時間に帰してくれると言う事なのか、確かにとても助かる話だ。有難い。
そして、手書きの言葉の下には簡略化された地図に赤い丸が付けられていた。
この場所は確か……
｢アメリカンウォーターフロント？｣
何故、ここなんだろう。
疑問は尽きなかったが、取り敢えず家に帰ろう。
帰える道中、あの１週間が忘れられず私の頭の中は上の空な気がした。
・
そして１週間前に帰して貰ったお陰で私は今、念願の夢と魔法の国へ来た。
いつも通り始発組、朝一でくるつもりだったが、前日の残業で思いっきし寝坊した。あはは、これは怒られるかもしれないな。
本来ならハロウィーンのグッズやショーが目当てでふらふらするが、私は約束通り真っ先にアメリカンウォーターフロントへ足を進める。
なにやらこれからイベントが始まるらしくわずかながら人がまばらに集まっていた。
私もそれを見るべくなんとか最前に立つことができた。
いよいよ始まるらしく奥からなにやら個性的な人達が出てきた。
そして、なんとその中には……
｢嘘……マルフィ！？｣
マルフィは私に気付くと妖しげに笑みを浮かべこちらに向かってくる。
｢嘘では無いさ。言ったろう？ワタシはマレフィセント様の立派な手下だと。
１週間君と過ごして感じたが、君はどうやら素質があるみたいだ。今から君をリクルートする、こちら側に連れていくつもりだから覚悟するといい。
準備はいいかい？A｣
あぁ、もう。この男はなんてズルいんだろう。
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れいれいだぅ〜 - フェロー様イケメンなの凄いわかります！フェロー様の出てくる話ももっと見たいです！更新頑張ってください！！ (2020年3月15日 3時) (
レス) id: ed2d22e147 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 白狼ラトさん» 初めまして！リクエストありがとうございます！返信が遅くなってしまい、大変申し訳ありません！それでもはＶ様との甘いストーリーの制作をさせて頂きます！ (2018年3月9日 19時) (レス) id: a1682b21b7 (このIDを非表示/違反報告)
白狼ラト(プロフ) - 初めまして！早速ですがリクエストでMrVで甘いお話をお願い致します!夢主はマスターヴィランズです！ (2018年2月19日 21時) (レス) id: cd54c7533b (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - みゆきさん» コメント、リクエストありがとうございます！私も手下ロスで小説を書いているので同じ方がいると嬉しいです笑 エイトフットの甘い小説ですね、時間が掛かってしまうかも知れませんが頑張りますね！ (2017年12月29日 14時) (レス) id: a1682b21b7 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - リクエストでエイトフットとグランちゃんの甘めストーリーをお願いします!ハロウィンが終わっても手下が頭からはなれません!なので手下の小説を読むとハロウィンをおもいだせて嬉しいです！これからも更新頑張ってください！ (2017年12月29日 10時) (レス) id: 27fb89c1db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠 | 作成日時：2017年11月16日 20時
