似た者同士【type Doll-2】 ページ40
結局、私はその日あの空気に耐えられず部屋に逃げるように戻った。
次の日、迷惑をかけたので各メンバーに謝罪をし事を収めた。
未だ、彼には謝れていないけれど。
なるべく平然を装い、謝罪するチャンスを伺う。
あれ、すっごい見られてる……気がする。
睨んでるの、かな。凄い怖い。
彼の視線を誤魔化し気にしないように色んな人に話しかけた。
｢マルフィ、今日のリクルーティングよろしくね｣
｢ん？そうだったな、よろしくねグラン｣
･
｢グランさん行きましょう!!噂のラッシーを飲めば元気になれますわ！｣
｢ヴェール！今行く、待って！｣
･
｢エイトフットお願いがあるの｣
｢あ？またどっか行くのか？｣
･
｢ファージャ、女子会するの？｣
｢せやで！終わるまで待っとるから気にせずリクルーティング行ってき！｣
･
｢アップルだ！今日のおやつはなに？｣
｢ん？あぁ、今日はアップルパイだ。シナモンを多めにしてやろう。｣
･
｢スカー、今日もご機嫌だね｣
｢んふふ〜、今日のお仕事でダーリンと手を繋いじゃった！幸せ〜！｣
･
｢ホック！ブラウスのボタン取れてるよ、付けてあげる｣
｢む、本当だ。助かる、グラン｣
･
｢あ、ダルメシア散歩はあとにしろってさ｣
｢えぇっ！楽しみにしてたのに！｣
･
｢ハーデス どうしよう…｣
最終的に私はハーデスに助けを求めた。
昔は彼女とも一悶着あったけれど、今では親友になりました、何が起こるか分からないよね。
｢『気を紛らす為に皆に話しかけて歩いてたらやっぱり彼にずっと見られてる気がした。』ですって？
それ、彼も貴女と話す機会を伺ってるんじゃないの？｣
｢そ、そうなのかぁ…｣
怪訝そうな顔をする割にはしっかり話を聞いて相談に乗ってくれるハーデス。
｢まぁ、話す機会と言うのであれば案がないワケでもないけれど。ダメ元だけどね。｣
そう言い、ハーデスが取り出したのは今日のリクルーティング表。
｢彼、朝からあんな調子だからまだこの表貰ってないわよ。渡すついでに謝ってきたら？
ま、実行するかはご勝手に、ね。｣
｢は、ハーデス……！ありがとう……!!!!｣
リクルーティング表を受け取りお礼を言う。
感極まってハーデスに抱きつく。
ハーデスのツンデレな手助けのお陰でチャンス到来。
私は足早に彼の元へ向かう。
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れいれいだぅ〜 - フェロー様イケメンなの凄いわかります！フェロー様の出てくる話ももっと見たいです！更新頑張ってください！！ (2020年3月15日 3時) (
レス) id: ed2d22e147 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 白狼ラトさん» 初めまして！リクエストありがとうございます！返信が遅くなってしまい、大変申し訳ありません！それでもはＶ様との甘いストーリーの制作をさせて頂きます！ (2018年3月9日 19時) (レス) id: a1682b21b7 (このIDを非表示/違反報告)
白狼ラト(プロフ) - 初めまして！早速ですがリクエストでMrVで甘いお話をお願い致します!夢主はマスターヴィランズです！ (2018年2月19日 21時) (レス) id: cd54c7533b (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - みゆきさん» コメント、リクエストありがとうございます！私も手下ロスで小説を書いているので同じ方がいると嬉しいです笑 エイトフットの甘い小説ですね、時間が掛かってしまうかも知れませんが頑張りますね！ (2017年12月29日 14時) (レス) id: a1682b21b7 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - リクエストでエイトフットとグランちゃんの甘めストーリーをお願いします!ハロウィンが終わっても手下が頭からはなれません!なので手下の小説を読むとハロウィンをおもいだせて嬉しいです！これからも更新頑張ってください！ (2017年12月29日 10時) (レス) id: 27fb89c1db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠 | 作成日時：2017年11月16日 20時
