似た者同士【type Jack-4】 ページ29
｢だからってお前がアイツ嫌いってなるか？｣
｢え？だって生まれながらにショーの舞台の上の生活しか知らないなんて物凄くエンターテイナーじゃない？
しかもボクみたいに世界がイカれてて輝いてるんじゃなくて、彼女自身がそれを生業として彼女自身が輝いてる。
それにヴィランズなのにあんなにキレイでそのくせにみんなに認められて。
ボクが持ってないもの全部、持ってるもん。
そんなのズルいじゃないか。
だから、ボクも嫌いだよ……｣
まくし立てるように紡いだ言葉がどんどん小さくなっていく。
｢……おい、どーするこの鈍いアホ。｣
｢なぁ、親友。色々と感情を履き違えてないか？｣
｢どういうこと？｣
はぁ…、と二人にため息をつかける始末。
｢なあ、いつからアイツの事嫌いなんだ？｣
｢親友はキョーミなかったグランの事をそんなによく知ってるの？なんでズルいって思ったと思う？｣
｢そ、れは…………｣
二人の言葉も視線も刺さる。
だって二人の言いたい事分かるんだもん。
現状を言葉にする、客観的にみたボクを。
｢嫌いって言うようになったのは……グランに嫌いって言われてから……
ボクが、ずっと、気にかけてて…知ってて……
ボクは彼女に嫉妬してた？｣
｢よーしよし、よく言いたくない事言えました。｣
｢まず一歩だね！｣
ボクが認めたくない気持ちを言葉にすると、二人はニヤニヤと笑う。
｢ま、嫉妬とはまた別だろーが、間違っちゃねぇしな。｣
｢でもここまで来たらジャックも分かってるんでしょ？｣
｢あぁ、血迷って子どもみたいに言い訳を並べて逃げてたけど、ボクだってショウキに戻れば分かるさ。何も知らない無知や純粋じゃないからね。
ボクは彼女が、好きなんだ。｣
｢けっ、や〜っと調子戻したか。
ずっとうじうじ回りくどく考えやがって。｣
｢あんなジャック初めてみたから面白かったけどね〜｣
《おまけ》
自覚してからと言うものジャックがいつもの調子に戻るのも、分かりやすく惚気けるのも早かった。
｢どうやって仲直りしようかな、あ、でもこのまま喧嘩ップルみたなのもいいよね
一部じゃボクとあのデカいのとで喧嘩組とか言われてるけど、ボクとグランで喧嘩ップル組ってゲストに言われてもいいと思うんだ！｣
｢おい、誰だ。あのバカにこんなん吹き込んだのは。｣
｢エイトフット、僕と君だよ……｣
To be continued…？
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れいれいだぅ〜 - フェロー様イケメンなの凄いわかります！フェロー様の出てくる話ももっと見たいです！更新頑張ってください！！ (2020年3月15日 3時) (
レス) id: ed2d22e147 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 白狼ラトさん» 初めまして！リクエストありがとうございます！返信が遅くなってしまい、大変申し訳ありません！それでもはＶ様との甘いストーリーの制作をさせて頂きます！ (2018年3月9日 19時) (レス) id: a1682b21b7 (このIDを非表示/違反報告)
白狼ラト(プロフ) - 初めまして！早速ですがリクエストでMrVで甘いお話をお願い致します!夢主はマスターヴィランズです！ (2018年2月19日 21時) (レス) id: cd54c7533b (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - みゆきさん» コメント、リクエストありがとうございます！私も手下ロスで小説を書いているので同じ方がいると嬉しいです笑 エイトフットの甘い小説ですね、時間が掛かってしまうかも知れませんが頑張りますね！ (2017年12月29日 14時) (レス) id: a1682b21b7 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - リクエストでエイトフットとグランちゃんの甘めストーリーをお願いします!ハロウィンが終わっても手下が頭からはなれません!なので手下の小説を読むとハロウィンをおもいだせて嬉しいです！これからも更新頑張ってください！ (2017年12月29日 10時) (レス) id: 27fb89c1db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠 | 作成日時：2017年11月16日 20時
