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5 びっくりしたこと(翡翠side) ページ6

「ひーちゃん聞いて聞いて!今日ね、すっごくびっくりしたことがあったんだよ!」
「ん、なんだよ。」

今朝あれだけのことがあったんだ。そうそう驚かないよ。

「ホントなんだから信じてね?」
「まず内容を言え。」
「あのね、うちにボーカロイドが届いたの!しかも、人型なんだよ!」

っ!!他にもいたのか!?
飲もうとした午後ティーを吹き出しそうになる。

「びっくりした?もしかしてひーちゃん、冗談だと思って信じてない?」
「いや、信じる。ごめん、なんでもないから今のは気にしないで。」
「そりゃ、ひーちゃんだってびっくりだよねぇ、萌もすっごくびっくりしたもん。あのね、リンちゃんとレンくんっていうんだよ。双子でね、すっごく可愛いの!今度ひーちゃんにも紹介するね!」
「あぁ、うん。よろしく。」

カイト一人でさえ面倒なのに、萌のところは二人なのか。というか、順応するの早くね!?まぁ、萌ならわからなくもない。

「ひーちゃんまだぼーっとしてるね?なんか考えごと?なんかあったらいつでも萌に言ってね。萌、すっごく役に立つよ。」
「自分で言うな。あとお前の役に立つは宇宙人っぽいことが起きそうで怖い。」
「宇宙人っぽいことってなによー」
「お前しょっちゅう宇宙人と通信してそう。」
「そっかぁ、だからリンちゃんとレンくんがうちにきたんだね♪」
「してたんかい! あ、そうだ。さっきの講義、ノートとってた?」
「うん!」
満面の笑みでノートを開く萌。

開いたページには、いろんなものがカラフルに描かれていて、さっぱり解読できなかった。かろうじて、動物園の絵かもしれない、ってくらいだ。

「お前、なに描いてんだよ。」
「ノートとってないひーちゃんに言われたくはないな」
「珍しく正論…って、お前も同じだろうが!」
「じゃ、二人が待ってるから先帰るねー☆」
「あぁ、またね。」

私も、帰ろう。カイトに留守番させたままだし。
そうだ、帰りにアイス買っていこう。あいつ、好きだって言ってたし。
…なんでこんなこと思い出すんだよ。
てか、ボーカロイドは食べ物食えるのか?
まぁ、あいつが食えなかったら私が食べればいい。朝の様子を見るに、食べられるんだろうけど。

〜interval-1〜(萌side)→←4 萌(翡翠side)



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設定タグ:ボーカロイド , KAITO , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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糸魚川翡翠(プロフ) - 雪蛍@スプラトゥーン野郎さん» はい!!ありがとう本当嬉しいどうしよう嬉しすぎて頭がw (2015年10月18日 14時) (レス) id: 2a4e0f237c (このIDを非表示/違反報告)
雪蛍@スプラトゥーン野郎(プロフ) - commuのアイツです()こういうのマジで好きです。夜ぐらいに残りまとめて読ませていただきます()これからも頑張ってくださいね! (2015年10月18日 14時) (レス) id: 5b75cccc84 (このIDを非表示/違反報告)
糸魚川翡翠(プロフ) - ⊃ Hana.**⊂さん» 読んでくれて、続編も見てくださるなんて感激です! (2015年10月17日 20時) (レス) id: 2a4e0f237c (このIDを非表示/違反報告)
⊃ Hana.**⊂ - すごく 面白かったですっ !! 今から 続編を見にいこうかと 思いますっ !! (2015年10月17日 20時) (レス) id: e8e4c1d465 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:糸魚川翡翠 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hisui0327/  
作成日時:2015年10月4日 15時

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