覚醒ストレンジャー！act.4.5 ページ8
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自身のユニーク魔法の仕出かしたことに頭を痛めたが、もう慣れたものだ。
難なく支度を終わらせ、寮を出ようとするドミニクをゴーストたちが呼び止める。
ゴースト ｢ごめんよ……、ドミニク…。｣
何処か悲しげで申し訳なさそうな声音でそう伝えるゴースト。
ドミニク ｢良いんだよ、アイツらは元々悪ガキだし。解除し忘れてた僕に原因があるんだから｣
気にしないで、とゴーストたちを告げる
3人組の所為で寝坊した事は確かに腹が立つがヤツらを従えさせられない僕のが悪い。
だけどよ…、と食い下がるゴーストたちを脇目に足早に寮を飛び出すドミニク
寮から鏡を通り抜けて、鏡舎に。
遅刻は確定だが、入学式をすっぽかすのは流石に自分の内申に響くので全速力で駆け出す。
ドミニク ｢(中庭を抜けていくのが1番早いな……)｣
鏡舎から中庭へ向かい走る速度を上げ中庭の道に出ようとした
次の瞬間、視界は現れた姿ぶつかり体は飛んだ。
ドミニク ｢アイタッ！！！｣
跳ね返ったドミニクは尻もちを着いた。
恐る恐る視線を上へ動かすと、見覚えのある仮面の顔がこちらを心配そうに覗き込んだ。
クロウリー ｢おや、君。大丈夫ですか……ってボーグル君！なぜこんな所に。｣
学園長……、貴方こそどうして此処に……。
これはお説教確定だ
ドミニク ｢ぶつかってすみません、学園長。少々悪戯なユニーク魔法の所為で寝坊をしてしまって……｣
手を付き立ち上がり、次に汚れた体をはたく
クロウリー ｢寝坊もいけませんが、廊下は走るものではありませんよ。｣
しかめっ面で腕を組み、ドミニクに詰め寄りながら告げるクロウリー
ドミニク ｢はは…、返す言葉をありません…。｣
苦笑を返すしかない。
どうして僕はこうもついてないのだろうか…
己の運のなさや詰めの甘さに悲観する
クロウリー ｢今回のみ、私も急いでいたので見逃してあげましょう。私、優しいので。｣
ささ、行きますよとスタスタ歩いていくクロウリー。
ドミニクは学園長の傍にいた1人の少年に気がついた
ドミニク ｢ごほん、情けない所を見せて申し訳ないね、僕の名前はドミニク・ボーグル。君の名前は？｣
右手を差し出しながらそう言うと目の前の少年もすかさず握手を返してくれた。
ユウ ｢ユウって言います。どうぞよろしく｣
自己紹介をし合っていると遠くから2人を呼ぶ学園長の声が、お互いに顔を見合わせ笑い声の元へ向かった。
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かわせみ(プロフ) - マリアさん» コメントありがとうございます！ツイステの本編も更新が楽しみですね、まだ序章ですが1章から他寮ともっと絡めて行きたいと思うので楽しみにしててください！ (2020年4月25日 10時) (
レス) id: b173729295 (このIDを非表示/違反報告)
マリア(プロフ) - 読みやすくてとても良いです！これからも、ストーリーが気になります(о´∀`о)これからも、更新楽しみにしてます！ (2020年4月25日 10時) (レス) id: 4cdcd75303 (このIDを非表示/違反報告)
かわせみ(プロフ) - アルテミスさん» コメントありがとうございます！とっても嬉しいです、原作自体がゲームで場面展開がスムーズなので上手く表現できているか不安だったのでそう言って頂けて嬉しいです！更新頻度にばらつきが出ると思いますが何卒よろしくお願いいたします！！！ (2020年4月13日 15時) (レス) id: b173729295 (このIDを非表示/違反報告)
アルテミス(プロフ) - 設定がしっかりとしていて、文章の書き方もとてもお上手で…読んでいて凄くワクワクしました。続き、楽しみにしています！ (2020年4月13日 14時) (レス) id: dd81dfded8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かわせみ | 作成日時：2020年4月12日 4時
