義兄は最強のセコムでした。（宮侑） (ページ3)

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3話ページ3

*

で、結果

右手で侑君と繋いで、

左手で治君と繋いだ。

幸せだなぁ。

「なぁなぁ、Aちゃんやろ？」

『あ、うん。そうだよ。』

「Aちゃん彼氏おるんか？」

彼氏ねぇ。居ねぇよ。。いる訳ねぇよ。。

『いや、居ないけど』

「えぇ！絶対モテそうやん。」

モテる？まぁ、、。普通かな。。

『いや、普通だよ』

『告白とか2日に2回あるかないかだし、』

「いや、バリバリモテるやん！！」

も、モテ？分かんねぇ。。

でも、彼氏出来ないし。

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ガチャ

「「『ただいま』」」

「お！今日は遅かったやん。Aちゃんも一緒なん？」

お母さんが心配して玄関まで来てくれた。

「そうや、オカン聞いてや！！」

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「そんな事があったんだ。。」

お父さんもいつの間にか会話に参加。

「「やから、、、」」

「「俺たちが妹を守ったる！！」」

て事で兄たちのセコム生活が始まった。

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次の日の朝。

雀の鳴き声で目が覚めた。

『ふぁぁ、、、。』

なんか、狭い。。両脇になんか居る。。

『？！』

そこには義兄の姿が。180越えが2人だよ。そりゃ狭いよ。

『お兄ちゃん起きて、、。早く、』

2人を揺さぶって起こそうとするが、
全く起きない。。

「んんぅ、、、」

『お兄ちゃん起きて、、』

「侑君起きて。って言ったら起きる。」

めんどくせぇ。。そんな事言い出すと片方まで、、。

「じゃあ、治君大好き起きて。で、」

「なんやそれ！パクンなや！！」

結局、2人は起きたので良いのかな？

『行ってきます！』

「「行ってらっしゃい。」」

お父さんと、、お母さんに見送られて学校へ向かう。

でも、、。

「ほら、ちゃんと手繋いどかないと危ないやろ」

「そうや。ほらもっとこっちよってええよ。」

何故か手を繋いで登校してます。

兄妹ってこれが普通なのか？？

そうこうしてる内に学校についてしまった。