2話 ページ2
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「アイツら来るまでゆっくりせんと!アイツらうるさいからな!」
『ありがとうございます。』
やっぱり慣れない。
知らない人。知らない家。
多分明日は知らない学校に行って、
知らない人と授業を受けるんだろう。
『(うわ。気持ち悪い)』
人見知りが激しく神経質な私。。
でも、、まぁ、、。
お母さんとは、、、仲良く出来そうだな。
『ちょっとコンビニ行ってくる』
「え、場所分かんの?」
『Googleマップにあるから』
「じゃあ気おつけるんやで?」
『はい。行ってきます。』
外の空気は新鮮で美味しいと言うより、
安心した。
『夜の6時ぐらいだけど、暗くなんの早くね?』
東京はコンビニも近いし、色んなのがそこらじゅうにあったからなぁ。
でも、やっぱり暗くなるのが早い。
『早く行こ、、』
ガシッ。
誰かに腕を掴まれる。
『ちょ、誰ですか!?』
慌てて後ろを振り返る。
「ずいぶん可愛ええ子だね。どこから来たのぉ?w」
うわぁ。誰だよぉ。。
『すいません、離して貰えます?』
早く帰りたいんだよ、、。
義兄がどんな人かでここでの生活が決まる(大袈裟)
だから、早く義兄が見たいんだよ。。
「いいじゃんかー!」
腕を強く引っ張られる。
『やめろやぁぁ、、』
ガシッ。
誰かに、、。肩を抱かれている、、?
「俺の妹に何してんねん。散れや。」
は?いま、妹って言った??
嘘。。じゃあ、、コイツが、?この金髪が、?
『1人目の、、お兄ちゃん、、??』
「ん〜。そやで。怖かったやろ。ほな帰ろ」
え。まってめっちゃイケメンなんだけど。。
で、これが2人居るんでしょ?
え、ヤバイ死んだ。
『あの、、助けて貰ってありがとうございます、。』
何故か手を繋いで歩いている。兄妹だから、、まぁ。
「タメ口でええよ。」
ニコッと笑った。
うわぁ。イケメン。
お父さんありがとうございます。
「おい、ツム待てや!!」
『!?』
こんどは銀髪の同じ顔、、?
『に、2番目のお兄ちゃん、??』
「そやで。コイツうるさいやろ。俺が手繋いだるよ。」
なんて言って手を出してくる。
ヤバイよ。お母さん。今日命日かな?
「なんやと!?早い者勝ちや!」
「うっさいねん!アホ!」
「誰がアホや!!」
「お前に決まっとるやろ!!!」
騒がしくなりそうです。。
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作者名:ピリのユメか | 作成日時:2020年7月19日 0時