24.優しい訳じゃない ページ24
SM「キュヒョン。どうしてか分からないけど
昨日寝付きが悪かったみたい。気を付けて見てあげて？」
本当は理由なんて、手に取るように分かるけれど。
それは言わないのが、男の礼儀だ。
RW「そうなの？どうしたんだろ？」
YS「今日はそんな、緊張する練習じゃないはずだぞ？」
SM「うーん・・とにかく。
睡眠 ちゃんと取れなかったみたいだから
疲れてそうだったら、休憩入れてあげて」
YS「優しいな」
RW「分かったよ、ヒョン」
着替えて出てきたキュヒョンと共に 3人が出かけていき
ガランと静かになったリビングで ソファに寝転がる。
・・・はぁ。
無意識に付いた 溜息。
・・俺は、もっと寝てないよ。
・・優しい訳でもない。
あいつの気持ちを聞いてしまった以上
きっと、俺だからと思って話してくれた以上
自分のちょっとした想いを 同じように告白するのが
ただ、怖くなっただけだ。
目を閉じて、そこに腕を乗せて
取れなかった睡眠を取り戻そうとしたけど
やっぱり・・眠れなくて。
また一つ、溜息を付いて起き上がれば
入ってきた、下の階の住人。
DH「おはよう。ヒョクは？」
SM「まだ見てないよ？寝てるんじゃない？」
DH「そ？じゃ、覗いてくる！」
踵を返してヒョクの部屋へと入って行くドンヘ。
・・・なんか、騒がしくなりそう。
そう思った俺は自室へと避難した。
しばらく努力したけど、やっぱり眠れそうに無くて
仕方なく パソコンを立ち上げると
そこへ入ってきた、ウネの二人。
EH「これから買い物行こうと思うんだけど
一緒に行かない？」
SM「ごめん、今日はちょっと、」
EH「何か用事？」
SM「うん。事務所、行ってこなきゃいけなくて」
DH「そうなんだ」
SM「また、誘って？」
DH「分かった」
にっこり笑った二人が ドアを閉めた時
俺はまた一つ、溜息をついてしまっていた。
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miki(プロフ) - れのにゃんさん» こんにちは。名前変換機能、その後どうなりましたか？ちゃんと機能するようになってくれてれば良いのですが・・・ (2013年5月8日 14時) (
レス) id: 180e3e0180 (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - れのにゃんさん» え？どうしてですかね？作者のページではちゃんと変換されるのですが…システムがきちんと働いてないのでしょうか…？ (2013年5月6日 6時) (レス) id: 1b204763f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miki
| 作者ホームページ：https://twitter.com/0203miki0228
作成日時：2012年11月27日 15時
