19.生意気マンネの告白 ページ19
ヌナとAさんを見送って、練習室へと移動する。
シンドンとヒョクを中心に始まった、振り付け練習。
通しで1時間ほど練習した後の休憩中に
やっぱり話題になるのはヌナとAさんの事だった。
DH「小柄で可愛らしい子だったね」
EH「ヌナがスラッとしてるから、余計 小さく感じたな」
DH「でもびっくりした〜。ヌナが母親だって!」
RW「別に驚くことでもないでしょ?
もう結婚してしばらく経つんだし」
EH「そもそも結婚したことにも驚いたのに!」
RW「失礼だな〜ヒョン。ヌナだって恋愛くらいするでしょ?」
その瞬間、俺とキュヒョンだけがトゥギヒョンを見たけど
シンドンと何やら密に話し込んでいて。
聞こえてないのか、それとも
聞こえてるのに聞こえないフリをしてるのか。
LT「ウニョク、ちょっと」
振り付けの相談か、ヒョクを呼び寄せたヒョン。
話が途切れると、みんなが本気の休憩モードに入る。
水でも飲みにいこう、と練習室を出ると
キュヒョンが付いて来ていた。
SM「ん?キュヒョンも水?」
KH「いえ、・・ちょっと話があって」
SM「俺?」
KH「ハイ」
ウォーターサーバーの横の長椅子に
二人並んで腰掛けて、水を一口飲むと
キュヒョンがゆっくりと、話し始めた。
KH「さっきの、彼女ですけど・・」
SM「あー、Aさんのこと?」
KH「ハイ」
SM「彼女が・・どうかした?」
これがヒョクやドンへとの会話なら
すかさず、タイプ?って聞くところだけど
意外にデリケートなキュヒョンには
すぐに聞かない方が、得策だろう。
KH「俺・・彼女が好きなんです」
SM「あー・・・って、えっ?!」
KH「ヒョン!声がデカイ!!」
SM「え?!だってさっき会ったばっかじゃん!
もしかして、一目惚れ?!」
KH「一目惚れ、は一目惚れですけど
俺、今日が初対面じゃないんです」
SM「え?そうなの?」
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miki(プロフ) - れのにゃんさん» こんにちは。名前変換機能、その後どうなりましたか?ちゃんと機能するようになってくれてれば良いのですが・・・ (2013年5月8日 14時) (レス) id: 180e3e0180 (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - れのにゃんさん» え?どうしてですかね?作者のページではちゃんと変換されるのですが…システムがきちんと働いてないのでしょうか…? (2013年5月6日 6時) (レス) id: 1b204763f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miki | 作者ホームページ:https://twitter.com/0203miki0228
作成日時:2012年11月27日 15時