変態と制裁と撤退…orz ページ8
ヒソカの首あたりに向かって足を思いっきり振り上げる。
しかし首ギリギリで足首を掴まれてしまう。
スカートの中をヒソカに見られる形になった。
ﾋ「絶景だね♦︎」
私は叫び、ヒソカの手を思いっきり殴った。そりゃもう全力で。
足首に衝撃が響き、痛みが走った。衝撃が吸収されてこれならヒソカはもっとダメージがあるだろう。
ヒソカがヤル気を出す前にここから立ち去らなければ！
「レオリオは私が運ぶ！逃げるよゴン君！！」
レオリオを担ぎながら走る…のは難しいので担いでるように見せながらローズロードで運び、
ゴン君の手をひく。
戻る道はキルアに結びつけたイバラでわかる。
「ただぁいま！」
走っているキルアの肩を叩く。
ｷ「お、お前ら…よく生きてたな！ぜってーヒソカに殺されてると思ってたぜ。」
「うん。だって私も死ぬかと思ったし。てか私今からヒソカに殺される危険背負いながら試験受ける。」
ｷ「は？」
ｺﾞ「さっきAがヒソカと戦って逃げてきたんだよ！」
「あぁあゴン君！ちょっと声のボリューム下げてくれお願いだ！ヒソカに見つかったら私終わる！！」
そういうとゴン君は口元に人差し指を出してシー！という動きをした。可愛い。
ｷ「お前…結構根性あるんだな…死ぬのとか怖くねーの？」
もうこれ事実明かした方が早いんじゃないかな？
「ちょっと言いづらいんだけどね？あいつ私の師匠なの。」
二人はとても驚いていたが、大声は出さないでくれた。
ｺﾞ「ヒソカはAの師匠なの？」
「うん…残念ながらね。あ、このことはなるべく内緒にしてもらって…」
ｷ「マジかよ…お前も苦労してるんだな…。」
いや…お前も結構な家庭環境だろ…
ｺﾞ「そういうキルアの家族はどんな人なの？」
ナイスゴン君。いいクエスチョンだ。
ｷ「俺の家族、暗殺一家なんだよ。」
ｺﾞ「「それホント？」」
綺麗にハモった私たちは顔を見合わせ、笑った。
同じ年代だからか話が弾む。まあ私の方が4歳年上だが。
なんなら精神年齢でいうともっと差があるが。
あ、ついたっぽい。そろそろ二次試験か…
こっち来んな&こっち見んな…orz→←イエス暴力不服従の精神…orz
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作者名：オオトカゲのコドモ | 作成日時：2024年2月29日 0時
