イエス暴力不服従の精神…orz ページ7
「うーん…バレちゃったかぁ…今助けに行こうと思ったのになぁ…空気読めよヒソカ…」
ぶつぶつと文句を垂れたのち、一度深呼吸して告げる。
「ゴン君に手は出させないわぁ!!」
ヒソカに指をさし、Aの内股お嬢様口調が炸裂した。
ヒ「もうちょっと早く言えば格好もついたんだろうけどね♠︎」
マジレスは良くないよヒソカ。
ゴ「A!コイツは危険だから早く逃げて!」
ゴン君は私を心配してくれているが、心配ご無用だってばよ。
バンジーガム使わない状態のヒソカの攻撃パターンは大体覚えたしね。
あのスパルタ修行のおかげでね。
「大丈夫!おねえさん強いんだから!ゴン君、レオリオとこの変態は私に任せてちょっと離れてて!」
ゴン君は私を不安そうな目で見ながらも、頷いてくれた。うん。良い子だ。
ヒ「変態だなんてヒドイなぁ♣︎」
「じゃあこの死体の山はいったいなんなんだ…」
ヒ「試験官ごっこ♦︎」
トランプをシャッフルしながらヒソカは言った。
「…戦わなきゃダメかな?これ。このまま見逃してくれたりは…?」
オーラを練りながら、ヒソカに問いかける。
ヒ「どうしようかなぁ…❤︎」
ヒソカは顎に手を置き、考えるそぶりを見せる。なんか嫌な予感がする。もう殴ろう。そうしよう。
身をかがめヒソカの懐に入り、アゴにアッパーを喰らわせた。
と、思ったのだが。
ヒ「おっとアブナイアブナイ♠︎血気盛んだね♣︎A❤︎」
私の手はヒソカに掴まれていた。
「お前にだけは…言われたくないっ!!」
精一杯の力を込めて蹴りを入れるが、腕でガードされてしまう。
「いったぁ!てか固った!!こんの筋肉ダルマ…!!」
ヒ「お褒めに預かり光栄だね♦︎」
あああコイツ!腹立つ野郎だ!!
もう何を言っても無駄だと察した私はとりあえず攻撃に集中することにした。
一発殴りたいが、片手を掴まれてる状態では殴ることはおろか避けることもままならない。
んんんー!念能力使いたすぎだろ!!
引いてダメなら…というやつだ!!
私は掴まれている手に思いっきり圧力をかける。
予想外の動きにヒソカは少しよろめいた。
よっしゃ手が離れた!
さすがにあのヒソカに消耗戦は無理だ!一発で仕留めなきゃ…
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作者名:オオトカゲのコドモ | 作成日時:2024年2月29日 0時