10 ページ10
とりあえず私の神気が吸収されないように3人が離れで暮らすのがいいと決断した。
離れは元々物置部屋で訪れる人もいないから埃まみれだった。
3人とも掃除を手伝ってくれて本当に有難いです。
「本当にここ汚ぇな。」
兼さんが鬱陶しそうに埃を払った。
ほんと嫌なら手伝わなくていいんだけどな
でもみんなの所も汚いって言うか壁や床中に血痕が着いてた気がするんだけど
元審神者にやられたのかな
だったら掃除しなきゃ。みんながその血痕を見て元審神者を思い出さないためにも。
「この荷物どうしようか。」
安定が莫大の量のダンボールを持って運んでた。
私は1個持つのに精一杯だったんだけど…!
「安定……それ重くないの」
「え?全然?普通だよ。」
え普通とは……?
「俺だってそんぐらい余裕だぜ。」
そう言っている兼さんの方を見ると安定の2倍くらいの量を持っていた。
「兼さん、かっこいいよ!!」
いや、確かにかっこいいけども。
そう言ってる堀川くんも軽々と莫大な量のダンボールを持っていて、やっぱり彼らが普通なのかなって思ってしまった。
11人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪女 - 更新楽しみにしてます (11月10日 19時) (レス) id: 6c1d2855e5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おちゃ | 作成日時:2022年8月11日 13時