水流少女のヒーローアカデミア3 (ページ38)

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レースをしない者は特大モニターの前での観戦することに

スタートすると瀬呂君がテープを出し

パイプに巻き付くと上空へと飛んで行く

切島「ほら見ろ！こんなごちゃついたとこは上行くのが定石！！」

障子「となると、空を飛べる瀬呂が有利か」

このエリアでは瀬呂くんが有利だと思い

瀬呂「ちょーっと今回俺にうってつけ過ぎ……！？」

瀬呂君が一位だと確定したと思った

しかしそんな思惑をひっくり返す者が

緑谷「うってつけ過ぎる……修行に！！」

緑谷君は瀬呂君の横を簡単に追い抜き

ピョンピョンと建物に乗り移りながら進む

「「うおぉぉ！！緑谷！？」」

上鳴「何だその動きィ！？」

芦戸「緑谷ーー！！？跳んでんの！？」

尾白「骨折克服かよ！」

瀬呂「ウソだろ！？」

麗日「すごい！ピョンピョン……何かまるで」

『(爆豪君の動きみたいですね…)』

爆豪「……！！」

爆豪君を見ると、画面を睨みつけながら歯ぎしりをする

『(爆豪君、悔しいでしょうね、彼がここまで

力がついてくると思わなかったでしょうね)』

しかし緑谷君は足を滑って落ちてしまい

結局、瀬呂君が１位となった