水流少女のヒーローアカデミア3 (ページ30)

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翌日、Aは轟君達が入院している病院に

エンデヴァーの代わりとして訪れ、病室に入る

扉の前には緑谷君の職場体験先のグラントリノ

飯田君の職場体験先のマニュアルがいた

そして怪我人の３人は包帯を巻かれた姿だった

グラントリノ「おぉ起きてるな怪我人共」

緑谷「グラントリノ！」

飯田「マニュアルさん！」

轟「水流まで……」

『エンデヴァーさんの代わりとして来ました

お着替えとか必要だと思いまして…』

轟「悪いな…」

グラントリノ「小僧！お前にはグチグチ言いたい！が、その前に来客だぜ」

すると病室に入ってきたのは、犬の顔した警察の人

グラントリノ「保須警察署署長の面構犬嗣さんだ」

そう言われると3人は立ち上がろうとする

面構「あぁ、かけたままで結構だワン」

『(ワン……)』

面構「君達がヒーロー殺しを仕留めた雄英生徒だワンね？」

轟「はい……」

面構「逮捕したヒーロー殺しだが、火傷に骨折

と中々重傷で、現在厳戒態勢の元治療中だワン

雄英生徒ならわかってると思うが、

超常黎明期、警察は統率と規格を重視し、

個性を武に持ち得ないこととした

そしてヒーローは、その穴を埋める形で配当してきた職業だワン

個人の武力行使、容易に人を殺められる力

本来なら糾弾されてしかるべきこれらが

公に認められているのは、先人達がモラルや

ルールをしっかり遵守してきたからなんだワン

資格未取得者が保護管理者の指示無く個性で

危害を加えたこと、たとえ相手がヒーロー殺し

であろうとも、これは立派な規則違反だワン

君達３人及び、プロヒーロー、エンデヴァー

マニュアル、グラントリノ、この６名には

厳正な処分が下されなければならない」

轟「待って下さいよ、飯田が動いてなきゃ

ネイティブさんが殺されてた

緑谷がこなければ、２人は殺されてた！

誰もヒーロー殺しの出現に気付いてなかったんですよ！？

規則守って見殺しにするべきだったってっ？」

面構「結果オーライであれば規則など有耶無耶でいいと？」

轟「っ！人を…助けるのがヒーローの仕事だろっ！」

面構「だから君は卵だ、全く良い教育をしてる

ワンね雄英も、エンデヴァーも」

轟「この犬っ！」

飯田「やめたまえ！もっともな話だっ！」

『待って下さい轟君！話は最後まで聞いて下さい！』

Aは轟君を制する