水流少女のヒーローアカデミア (ページ42)

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しばらくすると

飯田｢皆さん！！大丈ー夫！！｣

と声がする方へ向けると

『飯田君！？』

非常口のポーズで壁にのめり込んでいる飯田君がいた

飯田｢ただのマスコミです！なにもパニックになることはありません！

大丈ー夫！！ここは雄英！！最高峰の人間に相応しい行動をとりましょう！！｣

『(人を導く者……飯田君…やっぱり君は、それに相応しい人間ですよ)』

飯田君の言葉を聞いた人達は落ち着いたのか

続々と戻っていった

人が減った頃を見計らって爆豪君はAを解放してくれた

すると爆豪君は何も言わず去ろうとした

Aは急いで爆豪君に礼を言った

『すみません、爆豪君、助けて頂きありがとうございます』

爆豪「別に、トロいやつが目に入っただけだ」

『そんなトロいやつを庇ってくれたんですよね、爆豪君は意外とお優しかったんですね』

爆豪「"意外"とは何だぁ！」

『でも訓練の時とはだいぶ変わりましたね

私、今の爆豪君の方が"好き"ですよ』

爆豪「！？」

『あっ！？(私ったら何告白まがいなことを言ってるの！？)』

Aは再び顔を真っ赤になる

『で、では、私まだ昼食がありますので』

とAは爆豪君に背を向けて颯爽と去っていった

爆豪「くそっ！///」

Aが去った後の爆豪君は顔を真っ赤になっていたことは爆豪君だけの秘密である