水流少女のヒーローアカデミア (ページ18)

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相澤「時間が勿体ない、次準備しろ」

そう言って相澤先生は爆豪君の拘束を解いた

『(爆轟君はやけに緑谷君を敵視しているわね

入試1位の彼がどうして気にしているの？)』

爆豪「つい…ついこないだまで、道端の石ころだったろうが……っ」

爆豪君は緑谷君を睨み、そう言った

その後、上体起こし、長座体前屈、持久走と、体力テストの全種目が終了した。

そして相澤先生から成績を開示された

相澤「んじゃパパッと結果発表。トータルは各種目の評点を合計した数だ

口頭で説明するのも時間の無駄なんで一括開示する」

成績を見れば、やはり最下位は緑谷君だった

Aは横目で緑谷君を見た

緑谷はうつむいて拳を強く握りしめていた

相澤「因みに除籍は嘘な」

「「えっ？」」

相澤の言葉で皆はポカンとした顔になる

相澤「君らの個性を最大限引き出す合理的虚偽」

八百万「あんなの嘘に決まってるじゃない、ちょっと考えればわかりますわ」

『(いや、あの時の先生の目は本気だった、緑谷君を除籍するつもりだった

でもボール投げを見てから明らかに態度が変わった

緑谷君を認めたからなのかしら？)』

しかし、気付かなかった者が大半だった

瀬呂「ちょっとヒヤッとしたな」

切島「俺はいつでも受けて立つぜ！」

爆豪「チッ」

相澤「これにて終わりだ、教室にカリキュラムなどの書類があるから、戻ったら目通しとけ

緑谷、保健室で婆さんに治してもらえ、明日からもっと過酷な試験の目白押しだ、覚悟しとけ」

相澤はそう言うと去って行った

そして一日目は終わった