学園長の娘～episode1～＊後半＊【ツイステ】 (ページ5)

今日:1 hit、昨日:7 hit、合計:33,572 hit

・ページ5

・

リドル
「ボクだって、やりたくて首をはねてるわけじゃない。
お前たちがルールを破るからいけないんじゃないか。

ボクに従えないのなら、まとめて首をはねてやる！」

ケイト
「みんな、ほら。「はい、寮長」って言って。」

デュース
「……言えません」

ユウ
「自分も……」

エース
「こんなワガママな暴君、こっちから願い下げだ！」

リドル
「今、なんて言った？」

グリム
「オマエはおこりんぼでワガママで食べ物を粗末にする暴君って言ったんだゾ！」

デュース
「お、おい、そこまでは言ってな……」

リドル
「首をはねろ(オフ・ウィズ・ユアヘッド)ーーー！！！」

リドルの魔法封じの首輪がグリムとデュースにかけられる。

『グリムくん！デュースくん！』

グリム
「ぐええ！またこの首輪なんだゾ！！」

デュース
「くそっ、外れない！」

リドル
「トレイ、ケイト！A以外のこいつらをつまみ出せ！」

ケイト&トレイ
「「……はい、寮長」」

デュース
「せ、先輩たち！？」

ケイト
「ごめんねー。オレたち寮長には逆らえないからさ☆」

トレイ
「……悪いな。」

エース
「あぁ～～～、そうかよ！やってやらあ！」

『皆さん！』

とユウたちはパーティー会場から追い出されてしまった。

『(いくらなんでもこれは酷すぎます……

寮長の座を利用し、ルールだからといって寮生を無理矢理従わせているだけしか見えない。

早めに止めないと暴動が起きかねない。)』

リドル
「ふぅ……まったく。
さあ、気を取り直して、パーティの続きだよ。

今日はクロッケー大会もしなくちゃいけないんだから。

ああ、予定から15分も押してしまっている！最悪だ！」

トレイ
「はい、寮長……」

ケイト
「……お前、ほんとにこれでいいわけ？」(小声)

トレイ
「……。俺には、どうすることもできないよ。」(小声)

リドル
「すまないね、A。失礼なところを見せてしまって。」

『いえ…あの、この後お父様に呼ばれていたのを思い出しまして、申し訳ないのですが退席してもよろしいでしょうか？』

リドル
「学園長の呼び出しなら仕方ない。
またパーティーが開催したら来るといい。」

『はい、リドル先輩。失礼しました。』

とAは寮服から制服に魔法で着替える。

『(ユウくんたちと合流しましょう。)』