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*Next Episode* ページ27







【サバナクロー寮ーレオナの部屋】



ラギー
「あーあ、いいなあ。……ハーツラビュルのヤツら、今日はご馳走食いまくりのパーティらしいッスよ」



ラギーはそう話しながら、部屋の主を振り返る。



ラギー
「サバナクローにも、そういう腹が膨れる伝統ないッスかねぇ」



レオナ
「フン……晴れた日の昼間に、ケーキやらクッキーやら食いながら楽しいパーティだ?虫酸が走るな」



部屋の主……サバナクロー寮寮長・レオナは、ラギーの話に興味なさげに答えた。



レオナ
「それよりラギー、例の件だが……」



ラギー
「任せてください。ちゃーんと準備進んでるッスよ。シシシッ!」



笑うラギーを見て、レオナも口元に弧を描く。



レオナ
「アイツらが暢気に茶を飲んでられるのも今のうちだ……気取ったマレウスのヤツもな」



レオナの目は、この部屋にはいない者の姿を確かに見据えていた。



レオナ「覚悟しておけ……フッ、フハハ!ハハハハハ!」





王になれない荒野の第2王子は





己の野望のために動き出す





──To Be Continued

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作者名:ひさゆう | 作成日時:2020年7月29日 11時

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